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作家の赤川次郎さんとお話する機会があったとき、赤川さんから「4月の大阪・国立文楽劇場の演目はいいですよ!」とすすめられました。赤川さんのオペラ好きは知られているのですが、実は歌舞伎も文楽も、そして落語も大好きで、どんなに忙しくても、結構マメに通っていらっしゃるのです。原稿を待っている出版社の中では、「編集者泣かせ」の異名が代々担当者に申し送りされているとか、いないとか(笑)。 |
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さて、でもなぜ大阪の公演を推薦されたのかというと、文楽は、東京でも、もちろん観られますが、やはり「本場」といえば大阪なのです。世話物といわれる人情ドラマの浄瑠璃の語りは、“なにわ言葉”が多いですし、語りの太夫さんも大阪在住。ネイティブな言葉の感覚は、本場にいないと身に入らないですものね。しかし、なんといっても、“文楽”という名のつく劇場は、ここ「 |
何年か前にも、赤川さんから夏の公演をすすめられ、観に来たことがありました。お話を聞くだに、ゾクゾクするような演目でした。そして実際に観るうちに、ここまでの演出(?)は大阪だからかしら?というような運び、人形の仕業とは思えない演技力。(迫力もエグサも!)東京ではなかなかお目にかかれません。人間が演じるとかなり生々しいので、人形だからこその表現もあるんだなと思う1作です。「国言詢音頭(くにことばくどきおんど)」といいます。惨殺劇なのに、遣い手さんたちは涼しげな顔で入魂の演技をお人形に集中させています。なかなか見ものです。夏の演目のようなので、冷や~とする(というか、逆に暑苦しいかも?)スプラッタな刺激のほしいときには、おすすめです。(レアな演目らしいです。)
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この4月の公演は、25周年の記念公演。 |
昼夜の2部構成なのですが、東京から週末に行くので、この際、一気に観てしまえ!とばかりに、今回は、朝11時~夜9時半くらいまで(中に少し休憩を入れながらの)、ぶっ通しで観てしまいました。同じ志のお客様も多かったのが心強かったです(笑)。
以前来場したときにはなかった字幕が舞台の上部についていました。これは、とても助かりました! 人形の遣い手さん、太夫さん、三味線弾きの方、皆さん熱演です。
いつも文楽は、不思議な演劇だと思います。1体のお人形を3人で操るのですから。足遣いの人、左手遣いの人、頭(かしら)と右手遣いの「主遣い」と呼ばれる人。この主遣いの方ですが、お人形の顔の表情だけではなく、うなだれたり、首をかしげたりするしぐさの妙はもう名人! 今回「義経千本桜」の静御前と狐忠信の道行と呼ばれる踊り姿のなんと優雅だったことか♥ 吉田簑助さんと桐竹勘十郎さんの主遣いの両名手による場面でした。
修行の年数を表して足10年、左手15年(!!)というそうです。主遣いの方の素晴らしさはもちろんながら、いつも、左手を別の人が操っているとは、全く思えないんですよね……、スゴイです。
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人形遣いの方々の履いている下駄。意外に軽い! |
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ロビーで昔のポスター展をしてましたので、撮ってみました。 |
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右端も人形。……いやいや、赤川次郎さんです。 |
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義経千本桜で、狐忠信を熱演させていた |
〔
大阪での文楽〕
*文楽鑑賞教室
2009年6月3日(水)~2009年6月18日(木)
*文楽若手会
2009年6月20日(土)~2009年6月21日(日)
*文楽素浄瑠璃の会
2009年6月27日(土)/午後2時~。
竹本住大夫さんの芸談インタビューもあり。
*夏休み文楽特別公演
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2009年7月18日(土)~ 2009年8月5日(水)/(昼) |
〔
東京での文楽〕
*5月文楽公演
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2009年5月9日(土)~2009年5月24日(日)/(昼) |
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文楽に惹かれて通い続けた赤川さん。好き嫌いもはっきりしていて痛快な |
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雑誌『旅』(新潮社)オフィシャルサイトに文楽の紹介が 八十八&一二三の文楽れんらくちょう
2009年05月13日 12:44










