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世界では、日本ではどんなイベントがあるの?
編集部が面白がりながら厳選したイベント(お祭、催事)や小さな旅をご紹介

そのなかからピックアップしたおすすめ情報(週1更新)も、お楽しみに

おすすめ情報

9月1日~9月20日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)

開催中~8月31日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)


アートなボランティア体験 in越後妻有

越後妻有地域は、新潟県の十日町と津南町の総称。
東京23区より広い760k㎡もの広さでアートが
展示されています。当然、南魚沼も含まれて
いるので、美味しいお米も楽しみですね。
ご覧のとおり、「ほくほく線」は大河ドラマに
あやかっての外化粧。超アップの妻夫木くんに

「ほくほく線」は大河ドラマにあやかっての外化粧。


3年に1度の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」が今年の夏に開催されるとあって、噂に聞いていたアート製作のお手伝いボランティアをやってみたくて、現場に行ってみました。新幹線の越後湯沢駅から「ほくほく線」に乗り換えて約30分、まずは十日町で下車。今日は作品のひとつ「光の館」に宿泊するのも楽しみのひとつなのです

●アートに泊まる。

ジェイムス・タレル(アメリカ)の作品「光の館」。

ジェイムス・タレル(アメリカ)の作品「光の館」。
高床式の古代の館風なので、領主様になった気分です。
夕暮れ時と明け方の“光のプログラム”は必見!
宿泊しながらのプログラムなので、同宿した人々との
共有体験も、ちょっと感動的です♪


光の館では、暗いところは“タレルライト”と呼ぶ独特の柔らかな光量で館内を照らしています。ロウソクの灯りに導かれているような気になってくる“タレルライト”。もちろん昼間は太陽の光で気持ちいいし、雨のときは雨の音が心地よい響きとなって感じられる空間です。

朝日にキラキラ光る浴室。でも、夜の浴室には電球はありません。それもタレルライトの導きで幻想的な感覚に。光の館から眺望する十日町。夜の街の灯は、天の川のような光の帯に。

朝日にキラキラ光る浴室。
でも、夜の浴室には電球はありません。
それもタレルライトの導きで幻想的な感覚に。
光の館から眺望する十日町。
夜の街の灯は、天の川のような光の帯に


同宿の福岡からやって来た新婚のご夫婦と一緒に光のプログラムを見ることに。新婚旅行でこの地に来るなんて、なかなか面白いお二人です。お話を伺うと、WEBのデザイナーさんでした。瀬戸内の美術館でタレルの作品に出会い、光の館にも是非来てみたかったのだとか。気さくなお二人なので、新婚旅行だということもすっかり忘れて、ついつい長居をしてしまった“旅子”二人でした。。。
さて、この日は雨で夕暮れのプログラムは断念。天井を開くことができるのは、お天気の時だけなのです。で、明け方のプログラムを期待して3時15分に起床。この時間は、毎日変わります。3時過ぎには、日本のどこかで太陽が昇っているんですね。その光に反応させるべく考えられたタレルライトと空の色の変化のコラボレーションを楽しむのが、この光のプログラムなわけです(多分)。
外は、ちょっと嵐っぽい風がぴゅーぴゅー吹いています。木々もザワザワ!「屋根、開くかなぁ」「こんな朝早く(というか、まだ夜中?)、プログラム部屋に泊まっている二人に悪いかな~」と思っていたら、ナント屋根の開く音が! 早速、毛布を持って侵入です。

寝っころがりながら天井を見上げます。

寝っころがりながら天井を見上げます。
みんなで雑魚寝状態だけど、結構楽しいです♪
天井にぽっかり空いた穴。
そこから自然発の不可思議な世界が展開!
これって、まさにアートな体験!!


天井の様子が朝日の変化とともに変わっていきます。

天井の様子が朝日の変化とともに変わっていきます。
この日は風があったので、雲がひゅーひゅー
流れていきます。それもまたアクセント。
現代アートの絵みたいでしょう?


こんな感じで見上げてます。

こんな感じで見上げてます。
お布団も追加して、完全防備。
6時頃まで見入ってしまいました


ついつい写真を撮りたくなってしまいます。

明るくなってくると、刻々と変化する景色。
ついつい写真を撮りたくなってしまいます。


ついに朝日が差してきました!

ついに朝日が差してきました!
ここでプログラムは終了~。
朝風呂はいって、もうひと眠りかな~


●ボランティアでアートを体験
こういった大掛かりなアートの展示や製作は、作家さん一人ではなかなかできるものではありません。なので、大勢のボランティアのお助け隊が必要になってきます。ボランティアするほうも、いろんな形で楽しくお手伝いをしたいということで、あまり構えずに募集中の製作日程と自分のスケジュールを照らし合わせていけばいいのです。
……ということで、今回、日比野克彦さんと酒百(さかお)宏一さんのお手伝いができるということでやってきたのでした。
ただ、日比野さんのお手伝いには、諸般の都合でいけなくなってしまったのですが、成長するアートなので、今の状態をご紹介させていただきますね。

もう使われなくなった松代町立莇平(あざみひら)小学校の校舎を朝顔で覆ちゃおう! というプロジェクトです。左の絵は、日比野さんによる完成予想図。

参加できなかったこの活動は、もう使われなくなった松代町立莇平(あざみひら)小学校の校舎を朝顔で覆ちゃおう! というプロジェクトです。廃校を朝顔という生きて成長していくものによってもう一度息を吹き込む感じが楽しくて、参加したいな~と思ったのでした。この活動は「明後日新聞社文化事業部」と名づけられたHPでも配信中です 左の絵は、日比野さんによる完成予想図。このプログラムがどうなっていくか、とても楽しみではないですか? 是非とも夏のトリエンナーレの開期中に覗きに行ってみたいものです。

校舎に、こういう風にロープをめぐらしています。

校舎に、こういう風にロープをめぐらしています。
これはプロジェクトの翌日の写真。
実は2日間のプロジェクトのはずでしたが、
集落の皆さんの強力な助っ人力で、1日で完成とのこと。
上右の写真はプロジェクトの当日。日比野さんも右に。


校舎横のシャワー。

校舎横のシャワー。
なんともオチャメですねぇ!!
誰のアイデアなんでしょう。
夏には朝顔で覆われて、
“シャワー室”になっている?


双葉を出したばかりの朝顔。

双葉を出したばかりの朝顔。
ホント、夏が楽しみ



もうひとつのプロジェクトに参加してみました。妻有の里山で拾った枯葉を色鉛筆で写しとるという、お絵描きみたいな作業です。“フロッタージュ”というそうです。小学校のとき、やったことがありませんか? 
松代(まつだい/十日町の隣町)のケアセンターでお年寄りのみなさんと一緒に作りました。最初は1時間くらいのつもりで参加したのですが、おばあちゃんたちの話が面白くて、2時間少々居座ってしまいました。葉っぱを見ては、「これは山芋だわ~」「こりゃ、なんだろうなぁ? ああ、△☆じゃあないかね」などと、おばあちゃんたちはよく知っています。「毎日農業だったけねぇ」と昔の話も聞かせてくれたり。わからない言葉も多いのですが、製作ボランティアというよりは、そこにいるのが楽しい そんな気分の2時間でした。光の館でご一緒した新婚のお二人も参加してくれて、にぎやかに♪

葉っぱの筋が出てきました!

葉っぱの筋が出てきました!


出来栄えがみんな違うフロッタージュ。

「こりゃ、葉っぱのシワだぁねぇ(笑)」
「シワが多いのも、少ないのもあるねぇ」
ひとりひとり個性的な塗り方をするので、
出来栄えがみんな違うフロッタージュ。
だから面白い!


ここは、酒百さんの作品「みどりの部屋」。今回作ったフロッタージュもこの部屋のどこかに貼られるはずです♪ 写真中央は、酒百さん。

ここは、酒百さんの作品「みどりの部屋」。2006年からの作品。今回作ったフロッタージュもこの部屋のどこかに貼られるはずです♪ 雪国の越後妻有でも、1年中春を感じられる空間。それが、この「みどりの部屋」なのです。写真中央は、酒百さん。


こうした作品製作のお手伝いは、「こへび隊」と呼ばれているボランティアワークスに属しています。やってみたいな~と思われた方は、HPを覗いてみてください♪こんなボランティアもあったのね と思っていただけたら嬉しいです。

お食事
十日町エリアの「うぶすなの家」や、松代駅の農舞台内「まつだい食堂」などで、美味しいご飯が食べられます。「うぶすなの家」の竈もアート作品ですが、この竈で炊いたご飯はひときわ美味しいと と人気なのだそうです。

「うぶすなの家」。

「うぶすなの家」。屋根の天辺には、竈の煙突が!
室内にもアート作品がさりげなくいっぱいです。


【こんな風景、それが越後妻有です】
こんな風景、それが越後妻有です

「コンポスト1号」。

草刈りは、とっても大変な作業。
ちょっとでも楽しく出来るようにと
作られた移動式の「コンポスト1号」。
松代駅のそばで発見! 口を開けて刈った草をポイ♪

(by Cocco)



【大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009】
前売り券発売中
・一般¥3,000(当日¥3,500)
・大学・シルバー¥2,000(当日¥2,500)
・小中高¥500(当日¥800)
*現地では周遊バスも運行予定。東京からのツアーも組まれる予定も。
詳しくは ⇒越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭

2009年06月02日   おすすめ情報
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