旅カレンダー

世界では、日本ではどんなイベントがあるの?
編集部が面白がりながら厳選したイベント(お祭、催事)や小さな旅をご紹介

そのなかからピックアップしたおすすめ情報(週1更新)も、お楽しみに

おすすめ情報

9月1日~9月20日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)

開催中~8月31日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)


百万遍の手作り市と京のお寺(西国33所巡り18番、19番)

京都という街は、ご存知の通り、汲めども尽きぬ面白みのある街。さすが千年の都です。前回の「京都への路」「京都への路(2)」で山里から下りてきた身には、都のきらびやかさは、くらくらするほどです。こうやって、その昔、都にやってきた「羅生門」の夫とかとかは、幻惑されてしまったんでしょうねぇ。。 

●18番「六角堂」と生け花
さて、西国33巡礼の16番~19番までは、この都の街の真ん中にあります。まずは街の真ん中にある18番の「六角堂」に行ってみましょう。「六角堂」と愛称で呼ばれている、「頂法寺」というお寺さんです。

「六角堂」と愛称で呼ばれている、「頂法寺」というお寺さんです。

街のまん真ん中にある六角堂。東門の近くには、都の真ん中を意味する「へそ石」という六角の石が置かれています。通りすがりの街の人や若い人もひっきりなしに参拝しています。すぐ近くには錦市場も。まわりは、ビルに囲まれています。京都の街中のお寺は、ほとんどががビルに囲まれていますが、やはりこちらは千年寺だけあって、にぎやかな中にも神妙な空間になっています。


なぜ「六角堂」かというと、写真のように本堂が六角になっているからなのです。

樹を囲っているのも六角、お堂のロウソク立て(写真右)も六角。
なぜ「六角堂」かというと、写真のように本堂が六角になっているからなのです。隣のビルのエレベーターに乗るとよーく見えます。ところで、右上の樹を囲っているのも六角、お堂のロウソク立て(写真右)も六角。徹底してます。


六角堂は、“いけばなの発祥の地”としても知られています。

六角堂は、“いけばなの発祥の地”としても知られています。その昔(といっても587年という昔ですが)聖徳太子の命によって遣隋使として派遣された小野妹子が帰朝後、ご本尊に花を供えたのが華道の始まりとか。中世からは、池坊の家元が六角堂の住職を勤めているという、華やかなお寺です。


……ということで、敷地奥には池坊会館の立派なビルがそびえ立っています。池坊会館の資料館には、いけばなの歴史をたどる古文書などが展示されていますので、ご興味のある方は、みせていただくなんて、いかがでしょう? お花の素養のない旅子にも、池坊のお花の形の意味が分かる気がしました♪(ただ、こちらはいつでもOKというわけではなく、事前に予約が必要ですので、ご注意を!)毎年11月には、池坊最大最古の花展、「旧七夕会」の「全国華道展」が開催されます。(2009年は11/13~16)この催しは、一般の方でも会館に入れる展覧会ですので、この頃、六角堂を訪れる方は、是非、会館のへの立ち寄りもおすすめします

「一言願い地蔵」

六角堂は比叡山で修行していた(後の)親鸞上人が百日参籠を繰り返したお寺といわれているのですが、街のなかのお寺らしい、こんなかわいいお地蔵様とか、柳におみくじなども目にします。この子は「一言願い地蔵」さん。お願い事、聞いてあげようかな~?と考えているのかな?


●お昼はお麩料理
京都でお昼となると、あまりにいろんな有名店がありすぎて迷ってしまいますよね? 旅子もいつも迷うのですが、今回はお麩専門の「半兵衛」さんを予約して、五条のお店に伺いました。(事前予約じゃないとダメなんです。。)涼しい日なら、祇園から鴨川べりを歩くのもいいかもしれません。が、真夏は街中を歩くか、タクシーをおすすめします。半兵衛さんの表玄関の写真をおみせできないのが残念ですが、京都らしい落ち着いたお店構えです
引き戸を開けると、なんとまあ! 素敵な土間になっていて、小気味いいくらいのすっきり加減。靴を脱いでお座敷のカウンターへ♪ 出てくるお茶やお茶受けも上品で心落ち着きます。きっと予約が必要なのは、このお店に流れるほっとする空気感を大事にしているからなんだろうなぁ~とか、考えているうちに、“初めてさんでも、お一人様”の身でも、いつの間にか和んでいました。

田楽(左)、揚げ麩のおすまし(中)、白味噌椀(右)
さて、お料理は、“お麩”を中心に“ゆば”でバリエーションをつけた会席風のお膳です。写真のほかにも、ゆば揚げなどもついています♪ ほとんどがお麩なので、飽きないようにいろいろな工夫を凝らして料理されています。佃煮風、和え物、田楽(左)、揚げ麩のおすまし(中)、白味噌椀(右)。
しばし、ゆっくりできた午後でした。(でも、お腹いっぱい! 夕ご飯は、軽めですな、これは。)


●女人のお寺。19番「革堂行願寺」

「行願寺」

こちらは西国巡礼19番の“革堂(こうどう)”さんと呼ばれている「行願寺」。車道沿いに静かにたたずむといった風のお寺で、西国33では珍しい尼寺です。なので、なんとなく、ほかのお寺とは趣が違う気がします。清楚なお寺とでもいうのでしょうか。社務所に座っているのも、(いつもは男のお坊さんなのに)こちらでは、尼さまです


●百万遍さんの「手作り市」へ♪
百万遍という有名な四辻に出るには、バスを活用するのをおすすめします この四辻は「五山の送り火」の宵には、見物の人でいっぱいに。五山の火を見渡せるポイントだからだと地元の人にすすめられましたが、いかがですか? さて、この「手作り市」ですが、百万遍の四辻の交差点から歩いてすぐの「知恩寺」というお寺さんの境内で、毎月15日に行われています。全国には、いろんな市がありますが、ここは手作りものが集まる市で、おしゃれなお店もでているというので、覗いてみました♪ 広い境内には、250~300軒という小さなお店が、思い思いの個性を発揮しています! 下の写真の左右も裏にもお店、お店、お店!!

百万遍さんの「手作り市」

朝8時から開催してます。旅子は巡礼後の11時過ぎに百万遍に着いたのですが、両手に持ちきれないほどの袋を提げた帰りの人たちとすれ違いました。気に入ったものは、早めに買うのも手ですね。さて、市は、すでにこんな状態! 30分もしないうちに、立錐の余地もなくなってしまいました。


このコーヒー屋さんは手作り市の名物らしい♪ (左)手作り感いっぱいのひと口ラスクのお店。
どうも、このコーヒー屋さんは手作り市の名物らしい♪ (左)手作り感いっぱいのひと口ラスクのお店。キャラメルラスク、おいしかった~ ほかにもいろんな味があったので、もっと買えばよかったな~。

(左)超~人気のパン屋さん。(右)手作り石鹸のお店。
(左)超~人気のパン屋さん。どんどん売れていきます! この市の特徴は、とにかくパン屋さんが多いこと。天然酵母のパンとか、クッキー、マフィンなどのお店がとにかく多いのです!! (右)手作り石鹸のお店。マンゴー、赤ワイン、ドクダミ、塩、パイナップル、イチゴなどなど。石鹸って、なにからでも作れるんですね。お店の人の話を聞きながら、面白くなってしまった♪

(左)和歌山から来た養蜂農家のはちみつ屋さん。(右)琵琶湖の小魚の佃煮屋さん。
(左)和歌山から来た養蜂農家のはちみつ屋さん。そば、みかん、はぜなどのはちみつが並ぶ。どれよりも透明感のある“はぜ”を購入♪ そう! あのうるし科の“はぜ”です。さっぱりした味ですよ。(右)琵琶湖の小魚の佃煮屋さん。稚鮎の佃煮、えび豆、もろこの佃煮などなど。「“もろこ”ってなんですか?」という旅子の質問に、お客さんもお店の人も一瞬固まってしまいました。地元の人なら誰でも知っている魚なのだそう。知らない人がいるってことがびっくりな状況だったらしいのです。つまり観光客より地元の人が断然多い市ってことなのですね。ほかにも、植木屋さん、信州から来た“きのこ”屋さん、奈良の焼き物やさん、山の木のすりこ木屋さん、もちろん洋服、リネン、アクセサリーのお店もいっぱいです。そしてなにより面白いのは、何件かに一軒、とても売り口上のうまい人がいるんです。なんだか、ずーーと昔のその昔(斎藤道三や、信長、秀吉のころ)の市ってこんなんだったりして……と、思わず想像してしまう市でした♪(パンとか売っているのに、不思議ですよね)

●レトロなお風呂屋さん
旅の途上に、地元の銭湯に入りにいくことはありませんか? 案外、そういう“銭湯好き”な方も多いと思っているのですが、どうでしょう? 今回は、友人に紹介されていたレトロな銭湯に、ゆるゆる行ってみることに♪ なにせ、前回の山越えのすぐ後なので、ホテルのお風呂ではないところにいってみたかったということもあります。タオル1本と小銭とバスのパスを持って、早速西陣の「船岡温泉」へ♪

この欄間のレトロなこと!

この欄間のレトロなこと! タイルも、実は天井も!! でも、旅子の一番のお気に入りは、めちゃ熱いサウナ。しばし瞑想のサウナ室。気がついたら、フランス、スウェーデンからの外国の人々に囲まれてました! すっかり慣れているみたいです。こっちがカルチャーショックですよぉ(笑)。


たそがれ時の二条城を散歩しながらホテルへ。

すっかりさっぱりしたところで、バスを途中下車して、たそがれ時の二条城を散歩しながらホテルへ。(二条城、思ったより広ーい!)しばらく京都とはお別れなので、名残を惜しみつつ。

(by 旅子)



〔お得情報♪〕
ご存知とは思いますが、京都の街は、バスが案外便利です。駅やホテルでバスのパスを購入して動くのも、街が身近になって楽しいかも バスの路線図もついてくるので心配ご無用♪ 地下鉄と併用するのも手です。

2009年07月21日   おすすめ情報
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