旅カレンダー

世界では、日本ではどんなイベントがあるの?
編集部が面白がりながら厳選したイベント(お祭、催事)や小さな旅をご紹介

そのなかからピックアップしたおすすめ情報(週1更新)も、お楽しみに

おすすめ情報

9月1日~9月20日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)

開催中~8月31日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)


アートフェスタいろいろ

“モアブ”の、壮観なレッドロックキャニオンで開催されているミュージックフェスティバルの様子。


世界各地でアートなイベントが行われています。写真はアメリカのユタ州にあるリゾートタウン“モアブ”の、壮観なレッドロックキャニオンで開催されているミュージックフェスティバルの様子。こんな自然のホールも楽しそうではありませんか? 
今年は2年に1度のイタリアのアート祭典「ベネチア・ビエンナーレ」(編集部のベネチア・ビエンナーレ体験記もどうぞ)や、日本では3年に1度の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」(十日町など/新潟県)のほか、水と土の芸術祭2009(新潟県)、水都大阪2009(大阪府)、土祭(ひじさい)(益子/栃木県)など、アートの祭典も盛んに行われています。ロンドン、フランス全土、オランダ各地で行われる建築文化を探訪するイベントなども、旅行先での楽しみになるかも知れませんね。


【開催中~2009/9/20までに開始のおすすめアートフェスタ】
開催中~2009/9/20までに開始のおすすめアートフェスタ

◆~2009/9/12 シャンボール城のナイト・スペクタクル「シャンボール、光の夢」(フランス)
◆2009/9/2~12 ヴェネツィア国際映画祭(イタリア)
◆2009/9/12~13  オープン・モニュメント・デー(オランダ)
◆2009/9/12~13  メイヤーズ・テムズ・フェスティバル(イギリス)
◆~2009/9/13 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 (新潟県)
◆~2009/9/13 「アルカーサルの庭園で過ごす夏の夜」コンサートinセビーヤ (スペイン)
◆2009/9/3~14  モアブ・ミュージック・フェスティバル(USA)
◆2009/9/13~14  サンタ・クローチェの光祭り(イタリア)
◆~2009/9/19 シャルトル・アン・リュミエール2009(フランス)
◆~2009/9/19 ルツェルン音楽祭〔夏〕(スイス)
◆2009/9/19~20  「文化遺産の日」に、ムーラン・ルージュが初参加!(フランス)
◆2009/9/19~20  オープン・ハウス ロンドン(イギリス)
◆2009/9/3~24 MITO 9月音楽祭(イタリア)
◆2009/9/12~26  ウンブリア古音楽祭(イタリア)
◆2009/9/19~27  ロンドン・デザイン・フェスティバル(イギリス)
◆2009/9/19~10/4 土祭(ひじさい)(栃木県)
◆2009/9/10~10/12 町屋の屏風まつり(新潟県)
◆~2009/10/12 水都大阪2009(大阪府)
◆~2009/11/3 JAZZ'N SASEBO 2009(長崎県)
◆~2009/11/22 ベネチア・ビエンナーレ(イタリア)
◆2009/9/19~11/23 浜名湖立体花博―浜松モザイカルチャー世界博2009(静岡県)
◆~2009/12/27 水と土の芸術祭2009(新潟県)
◆2009/9/10~2010/1/3 アントワープ現代美術館、新装オープン!(ベルギー)

●アートの祭典って、どういうもの?
アートの祭典といってもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。ひとつの美術館での企画展覧会とは違い、いろいろな企画の展示が街全体(もしくは市全体や町や村)で、時には空家や廃校を利用して、時には野外で行われています。音楽祭やダンスだけの祭典もあります。その街の歴史や伝統を踏まえて製作された作品が多いように思います。例えば上記でご紹介している「土祭(ひじさい)」などは、歴史ある焼き物の町益子でのお祭り。佐官のワークショップや、泥団子のワークショップもあるとか。さすが土に触れる町の企画です。この地にはパン屋さんが多いらしく、“パン屋さんめぐり”も楽しみのひとつかも。
さて今回は、10年以上続いている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」にお邪魔してきました。日本有数の米どころ新潟、中でも南魚沼に隣接する地域での大地に根ざしたアートの祭典です。3年に1度なので、今年で4回目になります。

イリヤ&エミリヤ・カバコフさんの作「棚田」。

向かいの美しい棚田のなかに点在する黄色と青の作品は、イリヤ&エミリヤ・カバコフさんの作「棚田」。田んぼの仕事をする人々の姿をシルエットにしています。棚田と共存する芸術祭のシンボル的な作品です。


朝早くから棚田を歩いて作品鑑賞をする人々。中央のカエル君は“げろんぱ”。

1号から3号が並んでいるところを発見!
朝早くから棚田を歩いて作品鑑賞をする人々。中央のカエル君は“げろんぱ”。草刈りされた雑草をこの子の口から入れてお腹に溜め有機肥料にする道具。草刈りという過酷な仕事をなんとか楽しいものにするために考えられた作品なのだそうです。1号から3号が並んでいるところを発見!


森のいたるところに鏡と眼を配したアンティエ・グメルスさんの神秘的な作品「内なる旅」。

森のいたるところに鏡と眼を配したアンティエ・グメルスさんの神秘的な作品「内なる旅」。中央の鏡には、地と天を繋ぐ梯子が映し出されています。


韓国の作家金九漢(キム・クウハン)さんの作品「かささぎたちの家」。

北東アジア村の一角にある韓国の作家金九漢(キム・クウハン)さんの作品「かささぎたちの家」。「指輪物語」に出てくるホビットのお家のよう。里山の風景に溶けこんでいながら別世界を作り出しています。中に入ってもかわいいです。


韓国の李在孝(イ・ジェヒョ)さんの作品「0121-1110=109061」。

こちらも北東アジア村の一角にある韓国の李在孝(イ・ジェヒョ)さんの作品「0121-1110=109061」。木材を組み合わせて作られています。杉林を背景にした存在感溢れる作品。


「雪ノウチ」。

こちらは十日町の町中にある作品「雪ノウチ」。中越地震で倒壊した家の跡地を雪の結晶で被うというイメージで出来上がった作品とのこと。この雪の結晶は、作家さんと町の人が折り紙で作ったそう。


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最後に、妻有で最も有名な棚田「星峠の棚田」を180度お見せしますね。日本の棚田100選に選ばれた風景です。NHK大河ドラマ「天地人」のタイトルバックにも水を張った水田の風景で出てきていますので、お気づきの方もいると思います。今は、稲穂が穂をつけて、少し黄色みが増してきている情景です。このあたりは星峠だけではなく、名もなき棚田がそこかしこに点在していて、本当に美しいです。 
*会期前に何度かボランティア(こへび隊といいます)をしてきたレポートもありますので、どうぞ。
アートなボランティア体験 in越後妻有

“明後日朝顔(あさってあさがお)”
はじめてボランティアで伺ったときに植えられていた朝顔が、会期中にはこんなに成長していました! この日比野さんのところの朝顔は“明後日朝顔(あさってあさがお)”と名づけられています。私も10粒ほどいただいてきました。こうして全国に“明後日朝顔”のネットワークがつながっていくのだそうですよ。
大地の芸術祭・秋の部が10月3日から始まります。

(by 旅子)

2009年09月08日   おすすめ情報
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