旧暦10月は「神無月(かんなづき)」と呼ばれていますが、出雲の国(島根県)では、この月に八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集うことから、神様がおられる(在る)月「神在月(かみありづき)」とよばれているそうです。出雲国ではこの月、いくつかのお社で「神在祭」が執り行われていますが、その中でも文献上最もっとも古いといわれているのが「
佐太神社」。「神在の社(かみありのやしろ)」ともよばれています。こちらでは、毎年11月20日~25日に「神在祭」が執り行われています。
さて、「神在祭」で集まった八百万の神様への“縁”をもとめて、全国からたくさんの人々が集まってきます。近年では“縁結び”たのみで、大勢の女性がこの祭のために来社しているとのこと。
出雲大社の「神在祭」も有名です。
![]() |
島根県の人々が、こよなく愛す「宍道湖の夕陽」。 |
【開催中~2009/12/20までにはじまる神様に関連する催事】
![]() |
◆2009/11/20~25 佐太神社「神在祭」(松江/島根県) |
●佐太神社の神能「佐陀神能」
“神在の社” 佐太(さだ)神社に残る、“神様の国作りの物語”を能の形式で奉納する「神事舞」は、「出雲流神楽の源流」と呼ばれているほど歴史の古い祭事。「佐陀神能」としてユネスコの無形文化遺産登録の候補にもなっているほどです。
難しそうな印象ですが、意外にたのしい国作りのお話。神様がとても人間的だったりして、親近感のもてるようなお話ばかりです。囃子のリズムも調子よく、なんだか懐かしいリズム。今後、特別鑑賞の日程も徐々に組まれてきます。旅の思い出に是非、ご覧いただければと思います。
◆“ぜんざい発祥の地”としても名前が知られてきている佐太神社の「佐陀神能」情報は松江市のHPでも検索してみては? ⇒
こちら
![]() |
9月~10月にかけて、夜間特別「神能」の奉納がされました。 |
![]() |
篝火を焚いての準備も万端の境内。 |
![]() |
会場は100名限定の特別鑑賞会場です。 |
では、この日の演目、弓矢を使って悪魔を鎮める八幡の神のお話「八幡(やわた)」の一部を動画でどうぞ。囃子のリズムが楽しくも心地よいです♪
では、次はこんな人間的な神様のお話はいかがでしょう? 国を譲ったことに納得のいかない神様が国を譲られた神様に戦いを挑みますが……というお話「武甕槌(たけみかづち)」。その戦いが、まずは石を投げての戦いなのです! なんとものんびりした光景に映るのですが、神様たち自身は、本気の戦いなのですよね。どうぞ♪






