2009夏(7月)からはじまっている新潟の「
水と土の芸術祭2009」。行こう行こうと思いつつ、ついに最終月になってしまいました。(2009/12/27まで)
旅好きの方には、新潟は、是非注目していただきたい土地のひとつ。その意味は、“水と土”という命名にあります。なぜ、“水と土”なのでしょう? そう考えると……たしかに新潟は、その名も“新しい潟”。“潟”とは干潟や砂洲、三角洲といった土地とのことなのです。新潟といえば“米どころ”ということは知られていても、新潟に、日本一ともいわれている砂丘面積があることや、治水事業を重ねてきた歴史がありながら、現在でも市内の4分の1が“海抜ゼロメートル”という土地であることは、案外知られていません。そんな土地で、どうやって日本を代表する米どころとなったのか……、その水と土との歴史が新潟そのものだという意味で、この芸術祭のタイトルはつけられたのだと思います。(芸術祭作品については、サポーターTさんから、おすすめを伺うことが出来ましたので、よかったらラストもお読みください。Tさんは、
大地の芸術祭のガイドチームでご一緒した方で、新潟のことを細かく熱く教えてくださる元気なアラフォー女性です。)
夏に編集部の“こぐまちゃん”が芸術祭をいち早く見に行き、「あんなに水辺のあるところだとは知らなかった! 新潟という土地に対するイメージが全く変わった!! サンクチュアリの“潟”もあるのよ!!」といっていたのも、興味ある証言(?)です。また、大地の芸術祭(新潟県の十日町市・津南町地区)のスタッフのみなさんからも、「行けども行けども砂丘の中の大根畑のすごさってないよ!」とのおすすめ(?)も。
さて、これらの証言で、ご興味を持ってくださった方は、是非、芸術祭のHPのメニューの「水と土の芸術祭とは」をクリックしてみてください。“海抜ゼロメートル”でお米を作ってこられた姿が紹介されています。胸を打たれる動画です。もちろん芸術祭の作品をまわっていくと、この土地のすごさ(面白さ)に出会えるようになっています。アートを通じて、その土地を知るという試み。全国的にも拡がっています。これからも楽しみです♪
【新潟お得情報】
◆2009年12月末までは、JRの
新潟デスティネーション・キャンペーンを開催中。列車+宿のお得な情報も充実しています。
◆新潟といえば、お寿司も人気。「
極み」というキャンペーンも開催中です。キャンペーンに参加しているお寿司屋さんでしか食べられない「極み」セットをご堪能ください。
【2009/12/20までにはじまる、おすすめアートイベント(開催中も含みます)】
その土地ならではの文化や地の利をいかしたイベントが開催されることが多くなってきています。それを楽しむ側の私たちにとっても、選択肢の多いのは、うれしい限り。表題の「水と土の芸術祭」のような土地をベースのアート展もあれば、日本古来の神楽やハワイならではの“波”をとらえるサーフィンを一種のアートともとらえてご紹介しています。
◆開催中~2009/12/20(予定。波次第)ヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン(ハワイ/USA)
◆開催中~2009/12/20「寺院ゆかりの茶ノ湯釜」展(京都/京都府)
◆開催中~2009/12/22 近代の菓子図案画帖―菓子職人の技と知恵(京都/京都府)
◆開催中~2009/12/23 万葉恋文(入江泰吉記念奈良市写真美術館/奈良県)
◆開催中~2009/12/27 水と土の芸術祭2009(新潟/新潟県)
◆開催中~2010/1/2 ハワイアン・フラッグ・キルト (ハワイ/USA)
◆開催中~2010/2/16「ダイヤモンド~石が語る物語」展(アントワープ/ベルギー)
◆開催中~2010/2/28 皆川明さんの「ミナ ペルホネンのデザイン展」(ティルブルフ/オランダ)
◆2009/11/20~2010/2/15 ヘンドリック・アーフェルカンプ 1585~1634 作品展「The Little Ice Age」(アムステルダム/オランダ)
◆2009/11/21~2010/2/10 高千穂の夜神楽(高千穂/宮崎県)
◆2009/11/23~2010/1/11 世界無形文化遺産登録記念 平成21年度アイヌ工芸品展「アイヌの美 カムイと創造する世界」展(京都文化博物館/京都府)
◆2009/11/23~2010/1/17 特別展 いけばな ~歴史を彩る日本の美~(江戸東京博物館/東京都)
◆2009/11/25~12/24特別展 遷都1300年祭プレ展示「神話~日本美術の想像力~」(奈良県立美術館/奈良県)
◆2009/11/25~12/27 忠臣蔵 名品展(平木浮世絵美術館/東京都)
◆2009/11/27~2010/1/3 木と光のフェスティバル(ジュネーヴ/スイス)
◆2009/12/1~2010/1/17 特別公開 刀剣の美II 春日大社の名刀と現代大和の名刀(奈良/奈良県)
●水と土の芸術祭2009
![]() |
“潟”の湿地の中に張り出した通路の先端で、“海抜ゼロメートルの世界”を体感する作品。その昔、腰まで水に浸かって田植をしていた時代を想起させます。ガイドというお仕事でサポーターをしているTさんは、「できれば複数人で観てみてほしいです」とのこと。「モーゼの十戒ってこんな感じなのかも?」という気がしたそうです。 |
![]() |
旧家の屋敷内と庭に展開している蓮のインスタレーション。その昔、家から田へは、こうした小舟で移動していたのだとか! |
![]() |
蓮を生命とみたて、生命が再生してお屋敷の各所から立ち上ってくるイメージの幻想的な「蓮の屋敷」作品。とにかく、屋敷の素晴らしさも、この芸術祭の特徴。(左の写真はガイド途中でTさん撮影) |
![]() |
最小限の建築。内部は9室に分割されています。 |
![]() |
「おひるねハウス」は、「腰掛けたり、寝転んだり。自由なスタイルで日本海の風景、波の音、潮風を楽しみます。夏秋冬の各季節、お天気や時間帯で全くちがった印象になる作品」(Tさん。写真も) |
![]() |
「この作品は、秋の台風18号で一旦壊れてしまいましたが、その後改めて、『この作品は芸術祭の象徴だから』と再建を願う市民の熱い思いと、それに呼応して台湾から再来港してくださった王さん達の強い意思とが重なって再建されました」(Tさん) |
![]() |
左は入口。見上げると宇宙のような空間(上)。隙間からみた信濃川と対岸の市内(下)。「内部は子宮のような精神的な空間」(Tさん。写真も) |
●サポーターTさんのおすすめ新潟グルメ
「米粉を使ったスイーツは、新潟では結構あちこちで取組まれていますよ」というTさんに、 最近注目の「米粉」を使ったおいしいパスタのお店を教えていただきました。
「
ノラ・クチーナさんとか、おいしいかなぁ(*^_^*)」だそうですよ♪







