深々と冷え込むこの季節、酒蔵には、ほのかに甘い“新酒の香り”が漂っています。お酒好きでなくても、なにやらワクワクさせられてしまいます。限られた短い期間だけの“新酒”。酒蔵探訪や地元料理とともにたのしむ会などが、そろそろ各地ではじまっていますよ。
日本酒は仕込んでから約1ヶ月でしぼれるようになるのだそうです。こちらは、出来上がったお酒を袋でゆっくり“吊りしぼり”をしている様子です。一滴一滴したたり落ちていく美味しそうな音が聞こえます。水琴窟のような音ですよ。耳を澄ましてお聞きください。池田町の酒蔵「
中和商店」さんで、特別に撮影させていただきました。
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しぼりたて。一番最初の生酒です。 |
お酒造りは、温度管理がとても大切。寒い土地が適しているというのもうなずけます。今回、新酒と出会ったのは、四国は「にし阿波」の池田町。暖かい四国にあって、雪もちらつく秘境「祖谷渓(いやけい)」を背にした町です。日本一怖いといわれるつり橋の「かずら橋」でも有名な祖谷渓周辺のご案内もしていますので、詳しくは最後をご覧ください。
◆新酒を祖谷の秘境で味わうフェアも開催します♪
2010/2/19
にし阿波ほろ酔いフェア
【季節限定!新酒を楽しむ新酒会。四国の秘境へ旅するなら四国のイベントも】
出来たての新酒は本数が限られているので、新酒会なら手に入れやすいという利点が♥ 日本酒の味には、ユーザーの好みの変化で新しい流れもあるようです。旅子的には、新酒は特に女性におすすめです。酒蔵探訪すると、思いもかけなかった自分好みのお酒に出会えることも多いですよ。

(左から)酒米と麹を育てる室(中和商店)。仕込んで3日目。甘くていい香りが(
三芳菊)。徳島の米と麹、水にこだわる三芳菊。米の産地の違いは劇的に味の違いにでます(三芳菊)。全国新酒鑑評会で連続金賞受賞の蔵の酒(中和商店)。
●全国の新酒まつり
◆2010/2/19~2/20
日本一の酒どころ「輝け!灘の酒フェア」(神戸/兵庫県)
◆2010/2/20
四国酒まつり(阿波池田/徳島県)
◆2010/2/20~2/21
宮城の純米新酒初蔵出し(仙台/宮城県)
◆2010/2/26
楽しもう!兵庫酒米が創る灘の酒(神戸/兵庫県)
◆2010/3/20 甲斐の地酒「
新酒と音楽の夕べ」(甲府/山梨県)
◆2010/3/20
萩の酒まつり(萩/山口県)
◆2010/3/20~3/21
ふくしま春の陣(郡山/福島県)
◆2010/3/27 越前若狭の「
春の新酒まつり」(福井/福井県)
◆2010/4/10(予定)
山口地酒の祭典・新酒発表会(下関/山口県)
◆2010/4/12
北陸三県の新酒を楽しむ会(金沢/石川県)
◆2010/4/16
土佐の新酒の会(高知/高知県)
◆2010/4/21
新世代栃木の酒
下野(しもつけ)杜氏 新酒発表2010(千住/東京都)
◆2010/4/24
埼玉の地酒を楽しむ会(さいたま/埼玉県)
●四国のおすすめイベント
◆開催中~2011/1/10
土佐・龍馬であい博(高知/高知県)
◆開催中
龍馬の生まれたまち歩き~土佐っ歩(高知/高知県)
◆開催中~2010/3/7
砂浜美術館の「漂流物展」(黒潮/高知県)
◆2010/2/27 高知の築地、通称「弘化台(高知市中央卸売市場)の
市場開放デイ(高知/高知県)
◆2010/3/6~3/7
阿波十郎兵衛人形浄瑠璃まつり 弥生公演(徳島/徳島県)
◆2010/3/3~3/7
土佐の町家
雛まつり(安芸・室戸など/高知県)
◆2010/3/6~3/14 街中が宴会!
土佐の「おきゃく」2010(高知/高知県)
◆2010/3/7
「坂の上の雲」のまち松山スペシャルドラマ館オープン(松山/愛媛県)
◆2010/3/7
食の祭典 南国土佐「皿鉢祭」(高知/高知県)
◆2010/3/20~3/21
阿波えらいやっちゃツーデーウォーク(鳴門/徳島県)
◆2010/3/20~4/11
四万十菜の花まつり(四万十/高知県)
◆2010/2/21~3/21
ビッグひな祭り(勝浦/徳島県)
◆2010/4/17~4/18
砥部焼きまつり2010(砥部/愛媛県)
◆2010/4/17~4/25
徳島LEDアートフェスティバル2010(徳島/徳島県)
◆2010/4/23~4/25
はな・はる・フェスタ2010(徳島/徳島県)
◆2010/4/25
川登筏(いかだ)流し(内子/愛媛県)
●四国の秘境、祖谷(いや)
平家落人伝説の残る祖谷は、深い山が幾重にも重なる奥の奥。萱葺き屋根ものこる四国の秘境です。少しぬるめの温泉としても有名です。
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ご存知、JR土讃線。単線です。 |

小さな小さな土讃線電車の行き来を眺めながら、まずは、祖谷そばでランチを。こちらは吉野川沿い(国道32号線)の祖谷そば「
もみじ亭」(写真下左)。祖谷そばは、“つなぎ”をほとんど使っていないので“コシ”というより、そばの風味をいただくおそば。昔ながらの四国らしい薄味の熱いたっぷりつゆです。
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どのくらい秘境なのかというと、 |
●祖谷のかずら橋
祖谷は“空の郷”とも呼ばれています。“日本のマチュピチュ”なんて呼ばれているそうですが、どうなのでしょう? さて、祖谷のかずら橋。幅1.5m×長さ45m、水面からの高さは14mです。自然の素材の蔓を使って撚ったり編んだりして出来上がっています。日本一怖いともいわれていますが、日本一美しい蔓の橋ではないでしょうか。

もっと近寄ってみましょう。
♪祖谷のかずら橋や~・・・風も吹かんのに ゆらゆらと~♪ という民謡どおり、揺れます。以前は年間5、6万人の観光客だったのだそうですが、高速道路1000円になってからのGWには、なんと35万人という人数がこの橋を渡ったそうです。かずら橋は3年に1度架け替えします。その技術も含めて、国の有形民俗文化財に指定されています。
●山のお料理
マチュピチュのような天空の郷で囲炉裏を囲んでいると、気持ちもほぐれてきて、お酒も良い具合にまわってきます。こちらは「
ホテル かずら橋」。山のものづくしのお夕食です。祖谷のかずら橋の唄を若女将が披露してくれました。メイン料理の一つ「ぼたん鍋」が出来るのを待ちながら、どうぞ♪

焼いているのは鮎と、この地方独特の1品“でこまわし”。人形(でこ)のような形の田楽ってことらしいです。串の上から、ほど芋(小さなジャガイモ。そば団子になることも)、石豆腐(普通の木綿豆腐よりも数段固いです)、こんにゃく(歯ごたえがあります)。身体が喜ぶお料理です。右はアメゴのお刺身。なにもつけなくても、甘さを感じます。綺麗なお水のなかで活きていたんですね。とにかく新鮮!
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夜のかずら橋ツアーはいかが? |
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ホテル かずら橋。天空の郷の朝風呂。 |
足湯で眺める日本のマチュピチュ? |
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●炭酸温泉
祖谷温泉は、温度の低い温泉として知られています。これが案外、気持ちいいんです。しかも、ちゃんと温まっているから不思議です。「
ホテル祖谷温泉」のお湯は“炭酸泉”。細かな細かな泡が、身体にまとわりついてきます。クセになりそうな感触です♥
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傾斜42度の坂を降りていった先に |
| 降りた先には……、 本当に秘湯です。 39.3℃、Ph9.14、 アルカリ性。 少しぬるっとした 炭酸泉です。 |
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澄んだお湯が、しゅわしゅわっと |
◆昔懐かしい“ボンネットバス”で、のんびり巡る西祖谷(3月から)と奥祖谷(4月から)の観光コースもあります。山をくねくね上っていきます。〔要予約〕
問:
四国交通













