2007年7月号から続いた連載「吉本由美/動物園と水族館」もいよいよ最終回(2010年3月号)となりました。長期連載の最後を飾った場所は高知。高知県立のいち動物公園と桂浜水族館の2本立てとなりました。
担当編集者として、吉本さんの取材旅行にずっと同行してきました。日本全国の動物園と水族館へ、いつもふたりで。いま思えば、なんて楽しく、貴重な体験だったでしょう。
最後の取材地となった、高知の旅をお届けします!
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高知空港からタクシーに乗って
「のいち動物公園」へ!
気持ちいいとこだね~、静かでいいね~、
のんびりできるね~と、いつものごとく、
ゆるゆると始まった動物園取材。
前日までの東京でのせわしない日々から離れ、
ふたりとも機嫌よし。
これも毎度変わらぬ旅のスタートであります。 |
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広々としたサバンナ展示場。
キリンを指差し、
「あの子はさあ、あっちの子に
気があるんじゃない?」
「あら、あの子はさあ、
きっと○○をほしがってるのよ」
などと吉本さん。
想像をめぐらし、勝手に動物たちの気持ちを代弁するのはいつものこと。
動物の気持ちをすっかり理解(?)して、満足そうにしています。 |
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我々が近づくと、なぜかすっ飛んできて
ガラスに体当たりしていたロウバシガン。
その駆け寄る勢いがすごくて、けっこう怖い。
吉本さんは「こいつ、付き合いがいいね~」
と褒めていましたが。 |
動物園のことは本誌で吉本さんがたっぷり書いてくださっているので、こちらではさっさと次へ移ります。
のいち動物公園の後に向かった、香南市赤岡町でのひとコマ。
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骨董屋というべきか、
雑貨屋というべきか、古いものからガラクタまで
無秩序にモノが並んでいた
お店がありました。
なぜだか無人です。
吉本さん、丹念に物色。 |
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高知の夜。
市内のはりまや橋近くに宿をとり、
そこから夕食に出かけました。
もちろん、居酒屋をはしご。
高知に住む吉本さんの知り合いが、
ディープな居酒屋「とんちゃん」に
連れていってくれました。
いい感じでしょう。ところが!
この数日後には店を閉めますとの張り紙が。
店主によると「もう齢だから、限界」とのこと。
あれから数日後、おそらく常連客に惜しまれつつ、
閉店したのでしょう。残念です。 |
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翌日は、吉本さんのお友達である
フードスタイリストの高橋みどりさんに
教えていただいた、エスニック料理の
「ワルン」でランチ。
◆ワルンカフェ
高知県高知市越前町1-4-3
Tel088-821-3494
営:11:00~15:00
休:土・日・祝日 |
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「ワルン」から歩いて15分ほどの
ところにある喫茶店「ラ・メール」。
老夫婦が営まれている喫茶店です。
高知在住の知人から、「絶対食べてきてね~」
と言われたトーストを注文しました。
あんこがたっぷり。しかし上品な甘さでおいしい。
ランチの後なのに、ふたりでぺろっと
食べてしまいました。 |
吉本さん、この喫茶店がとても気に入ったようすでした。「高知っていいところだね~」。その日、何度目かの同じせりふをつぶやいていましたから。