国内の数ある巡礼路の中で最も有名で、最も親しまれているのが「四国八十八ヶ所めぐり」。
弘法大師空海(お大師さま)の開いた四国の88のお寺(霊場)をめぐります。弘法大師と二人旅という意味で「同行二人(どうぎょうににん)」という、なんとなく安心できる言葉が、この遍路(へんろ)旅の合言葉。
88ヵ寺を回ると、四国を一周するんですよ。ウォーキングコースとしても優れています。すべてを歩きでという人もいますが、もちろん車や自転車でも。思い立ったときが“そのとき”です。
春は巡礼ウォーキングにはぴったりの季節。心のお洗濯にいかがですか?
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歩きで45日、1200kmの旅です。 |
巡礼好きの旅子も、今回の四国お遍路は初心者です。「バンクーバー」特集号(2010年3月号)の定期購読者プレゼントでお世話になった
ホテル サンシャイン徳島の「歩き遍路お試し宿泊プラン」を利用して、1番から10番までの霊場(札所)に行ってきました。
1番霊場(札所)のある出発点、徳島県(阿波の国)は仏の心を起こす「発心の道場」、難所の多い高知県(土佐の国)は「修行の道場」、煩悩が断ち切れた頃に入る愛媛県(伊予の国)は「菩提(ぼだい)の道場」、煩悩が消滅する最後の国香川県(讃岐の国)は「涅槃(ねはん)の道場」と呼ばれています。
旅カレンダーでは、1番から10番までの霊場を2回にわたってご紹介します。
1回目の今回は、1番霊場と、「お遍路(へんろ)」をはじめる前に知っておくと便利なことを特集します。
●1番霊場「霊山寺」
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山門は、お寺の玄関。 |
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参拝の前に、手を洗います。 |
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鐘は、お寺に入ったときに打ちます。 |
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金剛杖は、歩きの大切なパートナー。 |
ローソクやお線香に火をつけて本堂へ。貰い火はせず(その人の縁をもらうことになるので)、自分で点けた火で灯します。ローソクはご先祖様に明かりで自分が来たことを知らせるため、お線香は香りで知らせるといわれています。気に入ったものを最初に一箱用意しておくことをおすすめします。◆ライターなど、火を点ける道具もお忘れなく。
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お経を読む(勤行)様子の一部です。こちらの動画でどうぞ。
◆「四国八十八ヶ所めぐり」は、お寺のお堂と「大師堂」の2ヵ所に同じようにお参りするのが特徴です。
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納経帳にご朱印をいただきました。 |
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納経帳には、お寺の絵が印刷されています。 |
◆ご朱印に関しては、以下の記事もどうぞ。
やまとは国のまほろば
梅とパンダと熊野古道(西国33所巡礼1番、2番)
●巡礼スタイル
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歩き遍路(左)とバイク遍路(右)スタイル。 |
●道標いろいろ

道標は、迷いやすいところに立てられています。左のような石の道標は、何度も回った先達さんの寄進によるものが多いです。この道標は、88回の時に寄進されたもののようですね。寄進者の「中務茂兵衛」という行者さんは、明治から大正にかけて遍路をされた方で、なんと、280回も回られたのだそうです。1周45日かかるとして280回ということは、12600日……35年もの巡礼ですか……。なにが茂兵衛さんをそうさせたのでしょうね……。巡礼中に茂兵衛さんに出会った人々は、あやかりたくて持ち物を貰いたがったとか。
右下の黒のマークはお大師さまの印です。この印も道しるべのひとつです。
●歩きの注意
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金剛杖をつきながらの歩き遍路。 |
●おすすめガイドブック
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◆次回は2010/5/11に遍路旅2番~10番までご紹介。ツアーの美味しい&ヘルシーな夕食もご紹介します。(by 旅子)
【四国で開催されるイベントです。番外編として「龍馬伝」展もおすすめです。】
◆開催中~2010/5/30の土日祝 トロッコ列車「清流しまんと号」運転中(高知県)
◆開催中~2011/1/10 土佐・龍馬であい博(高知県)
◆開催中 龍馬の生まれたまち歩き~土佐っ歩(龍馬の生まれたまち記念館/高知県)
◆2010/4/27~6/6 「龍馬伝」展(江戸東京博物館/東京都)
◆2010/5/1~5/5 Tシャツアート展(砂浜美術館/高知県)
◆2010/5/3 肥土山農村歌舞伎(小豆島/香川県)
◆2010/5/3~5/5 仁淀川紙のこいのぼり(いの町/高知県)













