旅カレンダー

世界では、日本ではどんなイベントがあるの?
編集部が面白がりながら厳選したイベント(お祭、催事)や小さな旅をご紹介

そのなかからピックアップしたおすすめ情報(週1更新)も、お楽しみに

おすすめ情報

9月1日~9月20日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)

開催中~8月31日のイベントスケジュール(2010/8/20現在)


高知の日曜市

高知の日曜市は、こじゃんと(とっても)面白い! 観光客も多いのですが、あくまでも地元の買物客のための“生活市”として300年以上続いている高知の名物市です。毎週日曜日に開催されるので「日曜市」です。
高知市の中心にある高知城の追手門前から、約500店のテントが車道の片側を占領して、全長1.3km、一直線にお店を連ねています。
高知の日曜市は、こじゃんと(とっても)面白い!
(左)高知名物の食べ物が一挙にそろう、人気のごはん処「ひろめ市場」も通り沿いにあります。(右)日曜日のおなじみの風景。街路の片側が完全に“市”に変身しています。お城の天守閣からも、よく見えます。お殿様もきっと眺めていたに違いありません。

朝は5時頃からセッティング。お客さんの集まる時間に間に合うようにと、煮たり、焼いたり、朝採りしたり……出来たて採れたてを準備して、近隣の山から、谷から、川から、海から、生産者さんたちがやってきます。7時過ぎには、もうお客さんで賑わっています。10時には、早くも歩けないほど。気に入った品物は買っておかないと、戻ってきたときには、売り切れているということもあるので、ご注意を!
それでは、早速、市場をのぞいてみましょう。土佐独特の旬の地野菜、果物、ゆずの寿司、手作り芋菓子からかご細工、金魚や化石サンゴまで。明るい土佐弁が飛び交う、全国でも珍しい最大級に楽しい青空市です。

明るい土佐弁が飛び交う、全国でも珍しい最大級に楽しい青空市です。
明るい土佐弁が飛び交う、全国でも珍しい最大級に楽しい青空市です。
明るい土佐弁が飛び交う、全国でも珍しい最大級に楽しい青空市です。
明るい土佐弁が飛び交う、全国でも珍しい最大級に楽しい青空市です。


高知でおやつといえば芋ケンピ。市場でもてんこ盛りで売っています。最近は“塩ケンピ”が人気なのだとか。田舎寿司や、魚寿司はいろんなバリエーションがあります。ゆず酢がきいていて爽やか味。サバの姿寿司は、あっという間に売り切れまてました。高知はニンニクの食文化。玉だけでなく、葉っぱもおひたしにしたり、“ぬた”にしてよく食べます。摺りつぶしたニンニクの葉を使ったニンニクぬたは、お刺身につけても美味しいですよ。高知の初夏に出回るのは、硬くて味の濃い徳谷トマト小夏という小さなレモン色の柑橘類。徳谷トマトは驚ろきの味!
日曜市の面白いところは、“苗”も売っていること。季節のいろんな苗があちこちで売られています。例えば今回訪問したのは春(3月~5月)なので、サトウキビ、ネギ、サツマ芋の苗(上の最後の写真)や、エビ芋、チャーテなどのがみうけられました。
まだしっかり玉を結ばないミョウガは、甘酢に漬け込むのにぴったり。“いたどり(虎杖)”は春の酸っぱい山菜ですが、保存食として塩漬けで売っています。食物繊維たっぷり。煮物などに使います。えんどう豆にも種類があるんですね。“緑うすい”は、“色が薄い”ということではなく「うすい」という種類なのだそうです。エンドウマメやソラマメは、サヤつきもありますが、おばさんたちが店先でせっせと剥いて売ってくれています。フキや葉ゴボウ(下段右から2枚目)など、手間のかかるものも、すぐに食卓で使えるようにしてくれています。ついでにレシピもおしえてくれますよ。
ちりめんジャコウルメ(イワシ)もおすすめ。揚げたての天ぷらで小腹を満たしながら小休止。なにせ、市場は長いのです。一軒一軒覗いていくと、片道で軽く1時間はかかります。
ゆず酢よりもまろやかな“ぶしゅ柑酢”も貴重な出会い。見つけたら即、買っておきたい1品です。高知の新しい特産品、大豊の伝統茶「碁石茶」。魚型のストラップは、珍しい化石サンゴ。市場には漬物類の種類も豊富。メロンの浅漬け、おすすめです。

高知の観光シーズンは、春から夏。“冷やしあめ”の吊るしを見かけるようになったら、夏が近いということ。市の賑わいのなかで生き返る冷やしあめはいかが? プレーン味もショウガ味も、美味しいです。

●日曜市の、これなに?

こちらは、お番茶。ほうじ茶よりも軽くて、お茶漬けにもぴったり。

こちらは、お番茶。
ほうじ茶よりも軽くて、お茶漬けにもぴったり。はぶ茶、きしまめ茶など。なんだか、懐かしい味がします。夏は冷やして飲むのもおすすめ。


カワイイ形につい足が止まった刃物屋さんのクジラナイフ。

人でいっぱいの市のなかで、カワイイ形につい足が止まった刃物屋さんのクジラナイフ(¥1800)。
上からマッコウクジラ、ミンククジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ。小学生が使っても危なくないような工夫がされています。さすが、クジラの国ならではのアイテムです。


お祖母ちゃんと次世代を担う若手のお孫さんとでお店番。

クジラナイフは、400年の伝統を誇る土佐打ち刃物の新作アイテム。この日は、お祖母ちゃんと次世代を担う若手のお孫さんとでお店番。包丁の種類もたくさんです。使い方や手入れの方法など、是非聞いてみてください。


四万十川にまけていない清流、仁淀川からの獲れたて“天然あゆ”の天日干し、塩焼き、あゆめし。どれも、いますぐ食べたい品々!
四万十川にまけていない清流、仁淀川からの獲れたて“天然あゆ”の天日干し、塩焼き、あゆめし。どれも、いますぐ食べたい品々!

●スイーツいろいろ

(左)高知の元気な鶏「土佐ジロー」の卵を使ったスイーツ。(右)文旦(グレープフルーツのような)果肉が入った大福。

(左)高知の元気な鶏「土佐ジロー」の卵を使ったスイーツ。(右)文旦(グレープフルーツのような)果肉が入った大福。あんこと文旦の食感が、驚きのマッチングです。


文旦の果肉が目いっぱい入ったゼリー(左)と、果汁100%ジュース。果肉入り。(右)。

文旦の果肉が目いっぱい入ったゼリー(左)と、果汁100%ジュース。果肉入り。(右)。こちらのお店には、ほかにも和スイーツが! 目移りしてしまうほど。


高知市には、ほかにも「火曜市」「木曜市」「金曜市」といった曜日市があります。「日曜市」ほどの規模ではありませんが、その分、もっと普段着の土佐に会えるかもしれません。
◆火曜市……上町4~5丁目(龍馬の生まれた町の近く)出店数:約50店
◆木曜市……県庁前(お城の正面下)出店数:約100店
◆金曜市……愛宕1丁目(JR線路沿い)出店数:約50店


【ワクワクする生活市・出店が魅力的なイベントおすすめ情報】

◆2010/6/3 「アペリティフの日」(東京、京都ほか全国8都市)
◆2010/6/4~6/6 木曽漆器祭・奈良井宿場祭(塩尻/長野県)
◆2010/6/5~6/6 シーフェスタ2010 in Kamogawa(鴨川/千葉県)
◆2010/6/6 テイスト・オブ・ハワイ (カウアイ島/ハワイ)
◆2010/6/10~6/11 ニューアークのアンティークフェア(ニューアーク/UK)
◆2010/6/11~6/13 広安里漁坊祭り(釜山/韓国)

こんな市も、いかが?
◆2010/6/6ほか毎月第1日曜開催 「我楽多市」(飛騨高山/岐阜県)
◆2010/6/15ほか毎月15日開催 「百万遍さんの手作り市」(京都/京都府)
◆2010/6/15ほか毎月15日開催 「梅園公園の一木手作り市」(京都/京都市)
◆2010/6/20ほか毎月第3日曜(頃)開催 鬼子母神・大島神社の「手創り市」(雑司が谷/東京) >>関連記事〔旅カレンダー〕百万遍の手作り市と京のお寺(西国33所巡り18番、19番)
>>関連記事〔編集長から、旅のこと、日々のこと〕もっと知りたい。

2010年06月01日   おすすめ情報
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