
九州特集で紹介している町のひとつ、大分県別府市の鉄輪(かんなわ)温泉。
鉄輪温泉は別府市内にある8つの温泉郷、別府八湯のひとつに数えられます。

この温泉は源泉が高温のため、お湯とともに蒸気が勢いよく噴出します。
そのため、いたるところから蒸気が立ち昇り、町はいつも湯けむりに包まれて
います。昔ながらの湯治場風情が色濃く残る、なんとも魅力的な温泉街です。
湯治宿に滞在し、温泉に浸かって、町を歩き、地元の人や湯治客と交流しながら、
ただただのんびり休暇を過ごしたい……この町に出会ったとき、そんな欲求が
生まれました。忙しいアナタに、ぜひとも注目していただきたい湯治場です!
九州特集で取材した天草へは、飛行機や車など、様々な行き方がありますが、僕の一番のおすすめは、「鉄道」と「船」の組み合わせ。どこか昔ながらの旅っぽくて、テンションがあがります。
まずは鉄道から。誌面でも少しご紹介した「A列車で行こう」は、熊本駅~三角駅を結ぶ観光特急。車体デザインは水戸岡鋭治さん。それではさっそく乗ってみましょう。

漆黒のボディ、かっこいいですねー。2両編成です。
廃墟が好きです。
そういえば、小学生の頃、誰も住んでいない近所の洋館に忍びこんで遊んでいました。
怒られるから親にはぜったいに内緒で。
「旅」の取材でも、近代化遺産の取材のときはついテンションが上がります。
瀬戸内海の犬島や門司のビール工場跡を取材したときも、カメラのシャッター切りまくりました。
1月20日発売予定の九州特集では、筑豊地方の炭鉱跡を訪ねました。
きっかけは、昨年、ユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛さんの炭坑記録画です。作兵衛さんの絵によって、にわかに世界中が筑豊の炭鉱遺跡に注目しはじめました。
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とはいえ、近代化遺産ブームというのは、 |
前回に続き、編集部のそれぞれが取材やプライベートで旅したなかから
印象に残った食べ物やモノを紹介いたします。
■じんわり沁みる津軽料理

弘前市内にある小さな居酒屋。取材で伺ったのですが、あまりにおいしいので弘前滞在中に3回も通ってしまいました。凍み豆腐とつぶ貝の煮付け、大鰐温泉もやしの炒めもの、身欠きにしんの煮付けなどなど。気さくでチャーミングな女将さんが手間をかけて作る津軽の家庭料理がカウンターの上にずらっと並びます。どれもがしみじみとおいしい。素朴なのにひと味違うのは、「毎日自分の舌で確かめながら、味付けとタイミングを覚えていった」という女将さんの腕のなせるわざです。ああ、思い出すだけで今すぐ飛んでいきたくなってしまう! いつまでも続いてほしいお店です。(by しま)
日本仏教の総本山ともいえる
比叡山(ひえいざん)延暦寺。
法然、道元、親鸞、日蓮など、歴史に名だたる僧たちが修行した、お坊さんの
大学のようなお寺です。お寺といっても、ひとつの建物だけでなく、いくつもの
お堂が点在するこのお山全体をいいます。1994年に世界遺産に登録されています。
この比叡山には、「回峰行」という、不眠不休でひたすら山中を歩く独特の修行が
あります。今回は、回峰行を行うお坊さんたちが歩く行者道を、パワースポット
としても注目されている「玉体杉」まで歩きます。

比叡山には、京都からケーブルカーで登るコースもありますが、
今回は比叡山のお坊さんたちが晩年を過ごす“里坊”のある琵琶湖湖畔の町、
坂本からケーブルカーで登ります。
「旅」編集部のメンバーは、取材で国内外のいろんな場所をとびまわって
きましたが、プライベートでも旅好き揃い。仕事の合間を見つけては、
いそいそとどこかへ旅立っていきます。そんな編集部のそれぞれが、
これまで旅したなかから、印象に残った風景をあげてみました。
■アイルランドの空と海

夏に取材で訪れたアイルランド。
緑も空も海も空気も、えもいわれぬ透明感をまとっていて、
何度も深呼吸をしたくなりました。
忘れられないのが西部のアラン諸島の対岸にある小さな村、ドゥーリン。
アラン諸島行きのフェリー乗り場があります。
夕暮れ時、遠くに見えるアラン諸島の向こうに日が沈む中、
空と海が刻一刻と表情を変えていきました。
人間の手では絶対に作りだせない、自然のあまりの美しさに
しばらく立ち尽くしていたこと、今でも思い出します。 (by しま)
●ドゥーリン(Doolin)/アイルランド
●行き方:シャノン空港から約60km、ゴールウェイから約70km。
ゴールウェイからバスで約1時間30分。
●関連サイト:
1月号の小特集「今度のベルギーは、タンタンの気分で」の取材のため、
10月にベルギーに行ってきました。特集では、世界的人気を誇るコミックの主人公、
タンタンをめぐる旅を紹介しています。
出張で訪れたのは首都ブリュッセル、ブルージュ、そしてアントワープ。
ここでは、わたしが今回初めて訪れて気に入った街アントワープと、
そこのすてきなホテルをご紹介します。

アントワープ中央駅。その壮麗さは圧巻です。口をポカンと開けて、
ただただ見とれるばかりでした。

