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編集者のことば

中国茶と茶館の旅

 数千年の歴史に育まれた果てしなく奥深い中国茶の世界を、アジアン・ティーの権威・平野久美子さんがご案内します。
 まずは福建省・武夷山、浙江省・杭州、安徽省・黄山など、広大な中国の大地に点在する代表的な茶の産地を訪ね、それぞれの歴史や古くから伝わる製法を徹底的にルポルタージュ。「銘茶とは、天と地と人が一体となって産み出すもの」という中国人の言葉がひしひしと心に伝わってきます。

 ところで、ご存知でしたか? 中国茶には6つの色があるということを——。発酵の度合いや製法によって、緑茶、白茶、青茶、紅茶、黒茶、黄茶に分類されるのです。各色に属するお茶を数え上げると、代表的なものだけでも三十種類以上(ちなみに、日本でもっともポピュラーな烏龍茶は青茶、ジャスミン茶は緑茶に属します)。味も香りも千差万別。そう、中国茶は、ヴァラエティの豊富さにかけては世界一ともいわれているのです。
 さらに、茶葉の見分け方や正しい茶器の使い方、おいしい淹れ方、茶葉料理など、お茶と親しむための基礎知識を満載! 香港・広州・上海・台湾の茶館ガイドも必見です。いずれも各地の文化、風土の反映された個性的な茶館ばかり。本場ならではのお茶の味わい方をぜひお楽しみください。
 本書は「中国茶」ブームの火付け役ともなった旧版『中国茶と茶館の旅』のデザインを一新し、各章に最新情報を増補したものです。まさに、中国飲茶文化を極めた1冊。一杯のお茶から、あなたの世界が広がります。

香港の茶館「チャイナティークラブ」では、中国式と英国式のアフタヌーンティーが楽しめる。写真=押原譲

2004/07

[特別対談]中谷美紀×赤木明登
「つくること、演じること」
 中谷美紀+赤木明登
「波」2011年7月号より

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