まえがき
第一部 僕がいた大地へ
黒と赤の山野
誰もよど号を知らない
嬉しい渋滞
電話をかける相手がいない
ツツジの花を思う人びと
巨大書店に人が溢れる街
今日もアメリカ大使館の前には
「北」の風水
赤の効用
五年ぶり、底冷えの地で
祖父と手裏剣
拉致の夜、洋上を渡る故郷の灯りが
地下鉄の布教者たち
僕はかつて、戦勝記念館を観たことがある
戦死者に、名前はいらない
一枚の写真、二つの解釈
六十センチの小路を探して
月の町
僕ら一家の「食べるための闘い」
鳥になり南へ飛んでいきたい
米の出来に一喜一憂した、あの頃
親日派との対話
妻の苦労
僕はごく平凡な、気力の少し足りない学生だった
“反日教育”に慣らされた僕
この歴史館から始まること
助けてくれない
尋常でない人生
占いの効用
記憶のなかの北朝鮮は、消し去ることができない
第二部 あの国の言葉を武器に、生きていく
「北」を見返してやりたい
二足のわらじの日々
悪戦苦闘
心配ご無用?
『孤将』出版記者会見
孔枝泳さんの来る日 その一
孔枝泳さんの来る日 その二
逮捕され、拷問されて
お金で買える最も価値あるもの
ジャンヌイジョンの悲劇
打ちひしがれて
酒は甘いか、苦いのか?
「大丈夫」
読み比べ
言葉の贈り物
「おかあさん、ただいま」の声
大学で
鬱憤晴らし
日本と朝鮮半島のあいだには
北朝鮮に奪われた二十四年を取り戻すために
あとがき



