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2006年11月30日


▲本日は大阪で書店関係者との懇親会。まずは皆さんにご挨拶。ポンポンがたくさんついたケープがお似合い。

2006年11月28日


▲これまでとは打って変わって、ここは新幹線のホーム。第15巻発売を控え、この日から書店関係者との懇親会が始まる。第1回は名古屋で開かれた。

2006年11月27日


▲本日は小社の書評誌「波」のため、『ローマ人の物語』完成記念の対談が行なわれた。場所は40年近く前、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を書く際に、塩野氏がカンヅメになった新潮社の施設。「懐かしいわね」と塩野氏。

2006年11月22日


▲初公開! これが、『ローマ世界の終焉―ローマ人の物語XV―』の「生原稿」だ。
原稿はすべて著者愛用の万年筆(モンブラン)による手書きである。推敲による書き込みが多いのが特徴。

2006年11月 9日


▲この日の大きな仕事は、文中に入れる地図の最終チェックだった。『ローマ人の物語』で使用する地図については、すべて塩野氏の指示に従って、地図作りのプロ(綜合精図研究所)に新たに作成してもらっている。国境の境界線の太さから、色の濃さまで、細部への注意は怠りない。“わかりやすくて、一目瞭然の地図”が、『ローマ人の物語』の目指す地図である。

2006年11月 6日


▲『ローマ人の物語』には、文章だけではなく、地図、写真、図表など数多くのビジュアルが取り込まれている。古代ローマの世界を可能な限りビビッドに蘇らせるために立体的な構成になっているのである。ビジュアルの一点一点について著者自ら厳密な吟味を加えていく。

2006年11月 3日


▲これまで刊行された『ローマ人の物語』の第1巻から第14巻までを机の上に並べ、カバーの変遷について、想いをめぐらす。本のカバーが与えるインパクトの大切さについて、塩野氏は第1巻当初から徹底してこだわってきた。