2009年2月 5日
カエサルになるには?(東京・紀伊國屋書店本店でのサイン会)

 塩野七生さんが全国7箇所の書店を訪れる、サイン会ツアーが始まりました。担当編集者がその模様や、出演メディア情報をお届けしますので、短い間ですがどうぞよろしくお願いします。

 さて、本日は第1回目、東京の紀伊國屋書店本店(新宿)でのサイン会です。まずはその前に「ウェークアップ!ぷらす」という読売テレビの番組の取材をグランドプリンスホテル赤坂にて受けました。

 塩野さんの大ファンであるという、読売テレビ解説委員長の岩田公雄さんが聞き手となり、約1時間のインタビュー。『テレビで言えなかったニュースの裏側!』というご著書もある岩田さんとのお話ですので、やはり話題は、現代の世界情勢のなかでの日本の役割、といった内容となりました。放送日が決定し次第、このページにてお知らせいたしますのでどうぞお楽しみに。


▲読売テレビ解説委員長の岩田さんと

 次に、いよいよ紀伊國屋書店本店に向います。塩野さんも読者にお目にかかるのが楽しみ、といったご様子。「物の売れないこの不景気な時代に、上下巻合わせて6000円もする本を買って下さるのだから、しっかりご挨拶したい」とおっしゃり、塩野さんのテーブルの前に椅子を並べ、読者の方にもおかけいただいてのサイン会となりました。塩野さんと色々お話しできた方も多かったのではないでしょうか。


▲紀伊國屋本店の会場にたくさんの読者の方が足を運んで下さいました

「カエサルに憧れているのですが、どのようにすればカエサルのようになれますか?」という楽しい質問をして下さった若い読者の方には、「そうねぇ……、女性を口説くこと、というのはいかがですか? お金も小道具も力も使わず、とにかくあなたの言葉だけで女性を口説く。これがいい訓練になるかも知れませんよ」と当意即妙なお答え。なごやかな雰囲気のサイン会となりました。おかげさまで100名以上の方にお越しいただきました。どうもありがとうございました。


▲新聞記事をあいだに読者の方と談笑する塩野さん