2009年2月11日
作品が読み継がれるということ(仙台・丸善仙台アエル店)

さて今回は宮城県は仙台です。仙台アエル内の丸善にてサイン会を開催させていただきました。今回もおかげさまで大入り。100名以上の方にお越しいただきました。


▲清潔感あふれるすっきりした店内です

読者のみなさんは、塩野七生さんを目の前にして、さまざまな表情をしていらっしゃいます。緊張して声も出ないというご様子の方、思い出の一冊をお持ちになって、長年ファンであることを嬉しそうにお話してくださる方……。「もうすぐ子どもが生まれるのですが、塩野さんからお名前をいただいてもいいでしょうか」とお話された若い男性もいらっしゃいました。お子さんが大きくなって、塩野さんの作品のファンになってくれると、わたしたちも嬉しいです。優れた作品はこうして読み継がれるのだなと、改めて感じ入りました。


▲「わたしの名前はけっこうですので、塩野さんの好きな言葉を書いて下さい」と仰る読者の方もいらっしゃいました。その時々で変わりますが、とても素敵なフレーズを書いていらっしゃいました

サイン会終了後、広瀬川の近くにある日本料理屋さんでお食事にお付き合いいただきましたが、塩野さんは「とても文明的で、いい街ね。一週間くらい、仕事の疲れを癒しに遊びに来たいくらい」と仰っていました。編集部も「萩の月」をしっかりと買って帰り、仙台を満喫しました。