刊行にあたって、後日談を掲載
あらすじ
 2010年3月上旬、某大手出版社が「早期退職優遇措置(リストラ)」を発表した。
 片や超高額な退職金、片や基本給カット。辞める者と残る者の間の溝は日に日に深まり、社内の雰囲気は悪化するばかり……。
 そんな中、辞めると決めた“たぬきち”(45歳・男・営業職)は、退職までの2ヶ月間をブログで実況してゆく。するとたちまち超人気ブログとなり、賛否両論、叱咤激励、様々な意見(コメント)が寄せられる。話題は先進的な電子書籍の出現で混迷する出版業界にまで及び、コメント欄はますます大々白熱!!
 どよんと落ち込む再就職支援説明会、疑心暗鬼になる同僚たち、後輩からの痛烈な名指し批判、父親から届いた手紙、初めてのハローワーク――そして迎えた退職の日。
 ほぼ毎日更新されるブログには、浮き沈むたぬきちの揺れる心が、ありありと表現されてゆく。これぞまさに、“リストラ リアルドラマ”!

 誰もが他人事だとは思えない、この大失業時代。会社とは、仕事とは、そして働くとは一体何だ!? これを機に考えてみませんか?

2010年7月30日発売/1,365円(定価)
購入
プロフィール
綿貫智人(ワタヌキ・チジン)
綿貫智人とは、「たぬきちと人々の輪」という意味の架空の名前です。

たぬきちの「リストラなう」日記