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洲之内徹

スノウチ・トオル

著者プロフィール

(1913-1987)松山市生れ。左翼運動に参加して東京美術学校建築科中退。郷里で運動を続けるも、検挙。1938(昭和13)年、中国へ赴き軍の諜報活動に関わる。戦後、田村泰次郎の尽力で小説を発表、芥川賞候補三回。1960年に田村の現代画廊を引継ぎ、1973年『絵のなかの散歩』を上梓。1974年より死の直前まで「芸術新潮」に「気まぐれ美術館」を連載、その鋭い作品理解と独特の文体で、多くの読者を獲得し続けた。

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