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ウィリアム・ゴールディング

Golding,William

著者プロフィール

(1911-1993)オックスフォード大学卒業後、小劇団の座付き作者兼俳優を経て海軍軍人として第2次大戦に従軍、ノルマンディー上陸作戦にも参加した。戦後、教師をしながら小説を書き始め、1954年『蠅の王』でデビュー。その反楽天的な人間像と透明な文体で一躍文壇の注目を浴びた。以後『尖塔』『通過儀礼』など倫理的・実存的な関心に貫かれた重厚な作品を発表し続けた。1983年ノーベル文学賞受賞。

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