木々の葉も色づいてきました。秋の夜長、読書もはかどる季節ですね。
通常号よりすこし厚め、黄色の表紙のyom yom12号、お読み頂けたでしょうか? その中のyom yom specialでは、森見登美彦さんに富士登山にチャレンジして頂きました。森見さんの悪戦苦闘ぶり――特に下山はさながら苦行です――はぜひ本誌で読んで頂きたいのですが、掲載できなかった写真を少しご紹介します(yom yom HPの
最新号目次でも別の写真をご紹介しています)。
 酸素を補給する森見さん。 |
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 8合目付近でファンに遭遇、サインをする森見さん。 |
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 山小屋の夕食はカレーでした。 |
 頂上手前からの夜景。 |
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 日本一高いポストに投函。 |
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 無事に下山しました。 |
「“日本一を極めた男”になった今、登山からはしばらく遠ざかります」と、下山後、森見さんはポツリとおっしゃっていましたが、私は俄然、登山の魅力に目覚めてしまいました。
若い女性のアウトドア人口が増えていると聞きますが、東京近郊の山に出かけると、若いカップルや中高年のグループだけでなく、女性だけのグループも見かけたりします。カラフルなウェアや装備に身を包む楽しさ、汗を流す心地よさ、交通費以外にはそれほどお金のかからない気軽さ、そして何より、下山後の温泉とビール! 山登りには女性を惹きつける要素が、実はたくさんあるのです。
そんな登山のお供におすすめの一冊は、増村征夫さんの『
ひと目で見分ける250種 高山植物ポケット図鑑』です。増村さんは、81年から安曇野を中心に信州と日本アルプスの自然を撮影されている写真家です。
本書はまず、花を色ごと(赤、白、黄、紫、緑、茶の6色)に分類しています。その上で、花や葉のかたち、咲き方や花の付き方などが似ているものをグループごとにまとめているので、山歩きをしている際に調べたい花を容易に見つけられます。また、写真だけでなく、特徴を記したイラストも添えられていて、写真だけでは見分けにくい初心者にもとても分りやすい作りになっています。
立ち読み
さらに、針葉樹林や高山帯のハイマツのなかに生える「ハクサンシャクナゲ」には“ハイマツの恋人”、花のふちが淡い紅色にふちどられる「ツマトリソウ」には“紅で化粧した”というように、ひとつひとつに付けられたキャッチコピーを眺める面白さもあって、山に向かう電車やバスで読めば、登山の楽しさが倍増することでしょう!
続編として『
ひと目で見分ける320種 ハイキングで出会う花ポケット図鑑』も刊行されています。こちらには、標高500m前後の低い山から、2000m前後の中級山岳、そして高原などに咲く花が収録されています。
秋の花々も美しい季節、ポケット図鑑を片手に登山やハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか。
「yom yom」編集部(M・T)