
明けましておめでとうございます。新しい年をいかがお迎えでしょうか。
昨年は、東日本大震災をはじめ、各地でさまざまな天災に見舞われてしまいました。今年は、穏やかな一年となりますように、と願っております。
お正月を迎えさっそくご近所に初詣にいらしている方も多いと思いますが、12月の半ばに京都のお寺をいくつか回ってきました(ちょうど日韓首脳会議が行なわれ、李明博大統領と野田総理が龍安寺を訪れた日で、京都は物々しい警備の中でした)。仁和寺や、聖護院を回り、さらに八坂神社や円山公園の近く、比叡山延暦寺の三門跡のひとつ青蓮院に足を伸ばしましたが、龍心池を中心とする庭園には、12月とはいえ一本残った紅葉が夕日に映え、とても美しかったです。宸殿に祭られた第十八代天台座主・元三大師(がんざんだいし・良源)は、お寺のご説明によると、天台宗比叡山の中興の祖と崇められ、また「観音様の化身」として数多くの強い霊験を顕され、厄除けの「角大師」「豆大師」として広く信仰されているそうです。さらには、「おみくじ」を日本で初めて考案された、とか。そのおみくじについて、元三大師は下記のように説いていらっしゃいます。
「後世の複雑な社会に処して行く人々の困難を救うために、観音様から戴いた処方箋があります。これを自分の像の前に置き信心をこめて吉凶を占えばその願いに応じて招福を知らしめるであろう」と。
お正月、全国の神社仏閣でおみくじを引かれる方も沢山いらっしゃることでしょう。信心を込めて観音様から処方箋を戴き、今年は多くの福を招きたいものです。
さて、書店に並んでいる「yom yom」もお正月らしく、達磨になったちょっと目出度いYonda?が描かれています。真っ赤な表紙の「yom yom」23号、この休みに、ぜひご愛読下さい。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
本誌巻末にお知らせをしておりますが、「yom yom」は、リニューアルのため、次号2月末売りをお休みさせていただきます。新しい「yom yom」は春に発売を予定しております。次号発売まで、しばらくお待ち下さい。
リニューアルにともない、これまで掲載しておりました、高山なおみさんのエッセイ「今日もいち日、ぶじ日記」は、「小説新潮」2012年新年号に掲載が変わりました。引き続きご愛読をお願いいたします。
「yom yom」編集長 木村由花












