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文士の友情―吉行淳之介の事など―

安岡章太郎/著

605円(税込)

発売日:2016/01/01

書誌情報

読み仮名 ブンシノユウジョウヨシユキジュンノスケノコトナド
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-113013-2
C-CODE 0195
整理番号 や-6-12
ジャンル エッセー・随筆、文学賞受賞作家
定価 605円

島尾敏雄、遠藤周作、吉行淳之介。往時の交流から慟哭の追悼まで、珠玉の随想類を収録。

「戦後派」の先輩や「第三の新人」と呼ばれた盟友たちが次々鬼籍に入っていく。梅崎春生のイタズラ宣言、楽天妄想癖の吉行淳之介のおかしな発言、遠藤周作との受洗をめぐる信仰上の絆、島尾敏雄夫妻を見舞った際の忘れ得ぬ一コマ、そして小林秀雄と火花散る文学談義。珠玉のエッセイ、対談、鼎談を集めて、往時のユーモラスで滋味あふれる文士たちとの交友を浮かび上がらせた一冊。

目次

吉行淳之介の事
 1 シャンパンの朝
 2 吉行のカリスマと楽天妄想
 3 三角波に向かう父親の頭
 4 末期戦中派自伝[上]
 5 末期戦中派自伝[下]
 6 秋の気配[上]
 7 秋の気配[下]
 8 俊寛と焼飯
青空を仰いで浮かぶ想い
豆と寒天の面白さ
好天の夏日――吉行の死
**
弔辞 遠藤周作
縁について
遠藤周作との交友半世紀
遠藤周作宛書簡
逆戻りの青春
「繰りかえし」の闇のなかで
声と言葉
天上大風
弔辞 矢牧一宏
「死の書」
夕方の景色
朽ち惜しさということ
回想ヤールタ海岸
***
対談 人間と文学
 安岡章太郎 小林秀雄

座談会 島尾敏雄〈聖者〉となるまで
 安岡章太郎 小川国夫 吉行淳之介

座談会 僕たちの信仰
 安岡章太郎 井上洋治 遠藤周作
あとがきに代えて 安岡治子

著者プロフィール

安岡章太郎

ヤスオカ・ショウタロウ

(1920-2013)1920(大正9)年、高知市生れ。慶大在学中に入営、結核を患う。戦後、カリエスを病みながら小説を書き始め、1953(昭和28)年「陰気な愉しみ」「悪い仲間」で芥川賞受賞。弱者の視点から卑近な日常に潜む虚妄を描き、吉行淳之介らと共に「第三の新人」と目された。1959年「海辺の光景」で芸術選奨と野間文芸賞、1981年「流離譚」で日本文学大賞、1991(平成3)年「伯父の墓地」で川端康成賞を受けた。

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