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風の噂

渡辺淳一/著

562円(税込)

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発売日:1992/10/28

読み仮名 カゼノウワサ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-117622-2
C-CODE 0193
整理番号 わ-1-22
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 562円

熱烈な恋愛をしながらも優柔不断さから別の女性と結婚した男が、15年たってなお女の消息を求めて心を揺らす表題作。不倫の相手の男性がふと見せた家庭の父親の姿に女は訣別を決心する「午後の別れ」。京都の料亭をひとりで守り通してきた女将の孤独の果ての自殺を描く「ためらい傷」。ほかに「歳月」「匂い袋」など、男と女の心の機微を絶妙に描き出した大人の愛の物語、全9編。

著者プロフィール

渡辺淳一 ワタナベ・ジュンイチ

1933年北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞、1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章、菊池寛賞、2011年には『天上紅蓮』で二度目の文藝春秋読者賞(一度目は1983年)など受賞歴多数。作品は医学を題材とした現代小説、歴史小説、伝記的小説、男女の本質に迫る恋愛小説と多岐にわたる。映像化された作品も多く、現在も文壇の第一線で活躍、国内外から注目を浴び続けている。エッセイでも人気を博し、『鈍感力』はタイトルが流行語大賞候補にもなった。近著に「あとの祭り」シリーズの他『孤舟』『瓦礫の中の幸福論』『老いかたレッスン』『愛ふたたび』『男と女、なぜ別れるのか』『いくつになっても』など。

目次

午後の別れ
銀座のたそがれ
ためらい傷
歳月
頬杖
風の噂
秋冷え
匂い袋
春の怨み
解説 森開逞次

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