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新選組―2245日の軌跡―

伊東成郎/著

781円(税込)

発売日:2020/05/01

書誌情報

読み仮名 シンセングミニセンニヒャクヨンジュウゴニチノキセキ
装幀 AFP=時事/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-131873-8
C-CODE 0121
整理番号 い-87-1
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2020/06/26

近藤、土方、沖田――。新選組研究家が活き活きと甦らせた、最後のサムライの真の姿。

近藤勇、土方歳三、沖田総司、おのれの志を貫いた最後の侍たち。最強の武装集団となった新選組は池田屋事件で浪士たちを震え上がらせる。だが、時代の波は彼らを追いつめていった。そして、土方は最後の闘いの地、箱館五稜郭へ。新選組研究に半生を捧げる著者が史資料から有名無名の人々の声を聞きとり、その実像を甦らせる。『新選組 二千二百四十五日』を改題し改訂を行った、決定版。

目次
序章
I 多摩から江戸へ――新選組黎明編
近藤勇の少年時代 破天荒な腕白少年が行く
土方歳三の少年時代 両親を知らずに
沖田総司の少年時代 早熟の天才剣術少年
土方歳三の奉公 朝雪の盛りを知らず伝馬町
土方歳三の行商 パートナーは謎の老人
試衛館道場 ひしめいていた個性派たち
土方歳三の大病 最愛の末弟を救った兄
浪士組 時代が用意したステージ
豊玉発句集 アンケート結果が示すもの
芹沢鴨の篝火 夜天の咆哮
浪士組人事の混乱 不協和音の萌芽
II 王城の護衛者――新選組血闘編・壱
浪士組脱退 ポリシーに導かれるままに
天誅プロジェクト 討たなければならなかった者たち
傭兵集団誕生 受け入れた一大雄藩
イニシアティブ奪取の戦い 組織内部へ向いた刃
だんだら羽織 山形模様へのこだわり
組織編成 ヘッドの苦慮
局中法度書 真の規律をめぐって
俸給 「浪士金」一律三両也
技のデパート 組織に求めた多岐武術
北新地の乱戦 巨大な敵との激闘
芹沢鴨の乱行 町雀の揶揄の中で
美男五人衆 徒花のようなユニット
商家破壊 動機となったもの
新選組命名 そのブランド的価値
粛清前夜 プライドを守る戦いに向けて
巨魁隊長の暗殺 豪雨の夜に
長州の間者 粛清処理のための粛清
近藤勇の新選組 単独指揮に込められた期待
局長と副長 二人の盟友の間に陰っていたもの
土方歳三と女たち 百花繚乱の西都
京都守護職・松平容保 傭兵集団の不動不変の忠誠心
局長の焦燥 理想と現実のはざまで
与力暗殺 経済に波及したテロ
市中巡察 巨大なモニュメントを仰ぎながら
池田屋事件・前段 大捜索必至の情勢下で
池田屋事件・出動 人員不足の困惑
池田屋事件・突入 激闘のさなかに
池田屋事件・追撃 静寂の修羅場
池田屋事件・拾遺 戦後初のノンフィクション
東山の悲劇・明保野事件 認められなかったルール
禁門の変・長州軍進発 敵側の抱いていた憎悪
天王山山中攻略戦 再びの二分隊出撃
III 新選組分裂――新選組血闘編・弐
伊東甲子太郎の加入 その性格を危惧された人物
行軍録と軍中法度 究極の目標に向けて
浪速の斬り込み・ぜんざい屋事件 生活安定のために突入した人物
山南敬助の切腹 至近者のある証言
新屯所・西本願寺 黄金時代の幕開け
傍観者・西村兼文 新選組をずっと見ていた男
新選組の評判 蛙の行列
近藤勇の西下 局長が生命がけで目指したもの
局長代行・土方歳三 組織保持のための冷徹
吉村貫一郎の戦場レポート 機密を後世に伝えた間者隊士
三条大橋の夜戦・制札事件 一人の少年が見た戦場
伊東甲子太郎の分離 組織防衛のための新規律
守護職邸の切腹 夏の夜の士道殉節
武田観柳斎の死 転落したキャリア
油小路の屍 維新目前の虚しき殺人
天満屋の死闘 ボディガード新選組
IV 新選組、東帰――新選組激動編
局長狙撃 京坂流転の果てに
鳥羽伏見の激戦 仆れ逝く隊士たち
江戸への帰還 人間・近藤勇の述懐
再起まで 将軍が贈った名前
甲陽鎮撫隊 誰しも予期不能の戦闘
五兵衛新田にて 最後の癒しの日々に
近藤勇の投降 訣別の日
土方歳三の奔走 盟友救出のために
V 北へ――新選組滅亡編
北征に向けて 決戦と恫喝と
土方歳三の受傷 ベッドルームからの依頼
近藤勇の死 栄光の日々の果てに
沖田総司の死 再起を嘯くままに
土方歳三の復帰 不変の戦闘本能
会津との訣別 そして新選組の終焉
蝦夷地渡航の前に 元副長が支給した退職金
北辺での連戦 最後の拠点にて
さいはての京都新選組隊士たち その胸に去来したものは
土方歳三の死 戦士、さいはての地に死す
降伏ののちに 隊士の証を残すべく
残火たちの思い 亡き同志のために
最後の新選組 不滅の懐旧の思いの中に
特別対談 同時代人が見た新選組
菊地明・伊東成郎

著者プロフィール

伊東成郎

イトウ・セイロウ

1957(昭和32)年、東京生れ。明治大学卒業。新選組・幕末維新史研究家。『土方歳三の日記』『新選組と出会った人びと』『幕末新選組拾遺帖』『閃光の新選組』『江戸・幕末を切絵図で歩く』『新選組と刀』などの著作がある。

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