ホーム > 書籍詳細:世話焼き長屋―人情時代小説傑作選―

駄目な亭主には、なぜか、できた女房がついている。感動必至、傑作五編を精選。

世話焼き長屋―人情時代小説傑作選―

池波正太郎/著 、宇江佐真理/著 、乙川優三郎/著 、北原亞以子/著 、村上元三/著

539円(税込)

本の仕様

発売日:2008/02/01

読み仮名 セワヤキナガヤニンジョウジダイショウセツケッサクセン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-139725-2
C-CODE 0193
整理番号 い-16-97
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 539円

女房より猫を可愛がる松五郎。哀れな女房が間男して(「お千代」)。娘の仕度金も用意できぬ貧乏御家人が五十両の都々逸勝負(「浮かれ節」)。暴力三昧の駄目亭主の元から女房が逃げた(「小田原鰹」)。絵師の夢を絶った市兵衛の元に転がり込んだ美貌の娘は、労咳を病んでいた(「証」)。親が残した大借金を五つの職を掛け持ちして返す和助だったが(「骨折り和助」)。感動必至、名作人情時代小説五編を精選。

著者プロフィール

池波正太郎 イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京市浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店他に勤める。戦後、東京都の職員として下谷区役所等に勤務。長谷川伸に師事し、新国劇の劇作を数多く発表。1950年代半ば頃より小説創作に転じ、1960年「錯乱」により直木賞を、1977年吉川英治文学賞を、1988年菊池寛賞をそれぞれ受賞。1986年紫綬褒章受章。「剣客商売」「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」の三シリーズは今なお愛読される大ベストセラー。

宇江佐真理 ウエザ・マリ

(1949-2015)函館市生れ。函館大谷女子短期大学卒業。1995(平成7)年「幻の声」でオール讀物新人賞受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、2001年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。著書に『無事、これ名馬』『恋いちもんめ』『夕映え』『深川にゃんにゃん横丁』『彼岸花』『おはぐろとんぼ』『富子すきすき』『寂しい写楽』『なでしこ御用帖』『雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え―』、他に『幻の声』で始まる〈髪結い伊三次捕物余話〉シリーズ、〈泣きの銀次〉シリーズなどがある。

乙川優三郎 オトカワ・ユウザブロウ

1953(昭和28)年、東京生れ。千葉県立国府台高校卒。1996(平成8)年にオール讀物新人賞、1997年に時代小説大賞、2001年に『五年の梅』で山本周五郎賞、2002年に『生きる』で直木賞、2004年に『武家用心集』で中山義秀文学賞を受賞。2012年に現代小説に転向、2013年に『脊梁山脈』で大佛次郎賞、2016年に『太陽は気を失う』で芸術選奨をそれぞれ受賞。他の著書に、『蔓の端々』『冬の標』『むこうだんばら亭』『露の玉垣』『闇の華たち』『麗しき花実』『ロゴスの市』『トワイライト・シャッフル』『二十五年後の読書』『この地上において私たちを満足させるもの』などがある。

北原亞以子 キタハラ・アイコ

(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。

村上元三 ムラカミ・ゲンゾウ

(1910-2006)朝鮮元山生れ。『上総風土記』で直木賞受賞。主な著書に『佐々木小次郎』『水戸黄門』『勝海舟』『次郎長三国志』『松平長七郎江戸日記』などがある。

目次

池波正太郎 お千代
宇江佐真理 浮かれ節
乙川優三郎 小田原鰹
北原亞以子 証
村上元三 骨折り和助
選者解説 縄田一男

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