ホーム > 書籍詳細:赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選―

人の病を癒すのは、医術の力か想う心か。感動必至、傑作五編を精選。

赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選―

池波正太郎/著 、山本周五郎/著 、菊地秀行/著 、乙川優三郎/著 、杉本苑子/著

506円(税込)

本の仕様

発売日:2009/10/01

読み仮名 アカヒゲヨコチョウニンジョウジダイショウセツケッサクセン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-139728-3
C-CODE 0193
整理番号 い-17-75
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 506円

回診先の岡場所で、体を売る少女に出会う(「徒労に賭ける」)。寝たきりの妻を抱える男の元へ、中年女が突然現れ(「介護鬼」)。医者として戻った庄次郎は、出迎えの中に愛した女を探すが……(「向椿山」)。長崎・丸山遊郭は、外国人医師が来たんで大騒ぎ(「眠れドクトル」)。いつも強気の熊五郎、最近様子がおかしくて……(「鬼熊酒屋」)。医術を通して人の心を描く傑作人情時代小説五編。

著者プロフィール

池波正太郎 イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京市浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店他に勤める。戦後、東京都の職員として下谷区役所等に勤務。長谷川伸に師事し、新国劇の劇作を数多く発表。1950年代半ば頃より小説創作に転じ、1960年「錯乱」により直木賞を、1977年吉川英治文学賞を、1988年菊池寛賞をそれぞれ受賞。1986年紫綬褒章受章。「剣客商売」「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」の三シリーズは今なお愛読される大ベストセラー。

山本周五郎 ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

菊地秀行 キクチ・ヒデユキ

千葉県生れ。『魔界都市〈新宿〉』でデビュー後、『魔界都市ブルース』『魔界医師メフィスト』『吸血鬼(バンパイア)ハンター“D”』などのヒットシリーズを生み出す。

乙川優三郎 オトカワ・ユウザブロウ

1953(昭和28)年、東京生れ。千葉県立国府台高校卒。1996(平成8)年にオール讀物新人賞、1997年に時代小説大賞、2001年に『五年の梅』で山本周五郎賞、2002年に『生きる』で直木賞、2004年に『武家用心集』で中山義秀文学賞を受賞。2012年に現代小説に転向、2013年に『脊梁山脈』で大佛次郎賞、2016年に『太陽は気を失う』で芸術選奨をそれぞれ受賞。他の著書に、『蔓の端々』『冬の標』『むこうだんばら亭』『露の玉垣』『闇の華たち』『麗しき花実』『ロゴスの市』『トワイライト・シャッフル』『二十五年後の読書』『この地上において私たちを満足させるもの』などがある。

杉本苑子 スギモト・ソノコ

東京生れ。『孤愁の岸』で直木賞を、『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞を、『穢土荘厳』で女流文学賞を受賞。著書に『玉川兄弟』『埋み火』などがある。

目次

山本周五郎 徒労に賭ける
菊地秀行 介護鬼
乙川優三郎 向椿山
杉本苑子 眠れドクトル
池波正太郎 鬼熊酒屋―『剣客商売二 辻斬り』より―
選者解説 縄田一男

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