ホーム > 書籍詳細:忍者だもの―忍法小説五番勝負―

その技、超人的。その心、果てしなく孤独――。〈忍び〉の内奥に迫る、傑作短編5作。

忍者だもの―忍法小説五番勝負―

池波正太郎/著 、柴田錬三郎/著 、織田作之助/著 、平岩弓枝/著 、山田風太郎/著 、縄田一男/編

562円(税込)

本の仕様

発売日:2015/02/01

読み仮名 ニンジャダモノニンポウショウセツゴバンショウブ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-139731-3
C-CODE 0193
整理番号 い-17-81
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 562円

明智光秀、突然の謀叛。そのとき信長方の忍び・九十郎は……(「鬼火」)。職人として腕を磨き、子も生まれた。順風満帆な万作に、ある知らせが(「赤絵獅子」)。不義密通の許しを得たければ、我らの面前でこの女と再び交合せよ――。頭領は若き手下に命じた(「忍者服部半蔵」)。誰よりも速く走り、跳び、隠れ、騙す。けれど心にいつも巣食うのは、孤独と葛藤。笑って泣ける、傑作忍者小説五編。

著者プロフィール

池波正太郎 イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

柴田錬三郎 シバタ・レンザブロウ

(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。

織田作之助 オダ・サクノスケ

(1913-1947)大阪市の仕出し屋の家に生れる。三高時代から文学に傾倒し、1937(昭和12)年に青山光二らと同人誌『海風』を創刊。自伝的小説「雨」を発表して注目される。1939年「俗臭」が芥川賞候補、翌年「夫婦善哉」が『文芸』推薦作となるが、次作「青春の逆説」は奔放さゆえに発禁処分となった。戦後は「それでも私は行く」をいち早く夕刊に連載、1946年には当時の世俗を活写した短編「世相」で売れっ子となった。12月ヒロポンを打ちつつ「土曜夫人」を執筆中喀血し、翌年1月死去。

平岩弓枝 ヒライワ・ユミエ

1932(昭和7)年、東京生れ。日本女子大学文学部国文学科卒。長谷川伸、戸川幸夫に師事し、1959年「鏨師」で直木賞を受賞。以後、戯曲、舞台演出へと活躍の場を広げ、「肝っ玉かあさん」始め、多くのテレビドラマの脚本でも知られる。1979年NHK放送文化賞、1987年菊田一夫演劇大賞、1991(平成3)年『花影の花』で吉川英治文学賞、 1998年に菊池寛賞を受賞、 2016年に文化勲章を受章した。主な著書に『平安妖異伝』『日本のおんな』「御宿かわせみ」シリーズ、「はやぶさ新八御用帳」シリーズなどがある。

山田風太郎 ヤマダ・フウタロウ

(1922-2001)兵庫県生れ。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)の短編賞を受賞。代表作に『甲賀忍法帖』などがある。

縄田一男 ナワタ・カズオ

1958(昭和33)年、東京生れ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史・時代小説を中心に文芸評論を執筆。1991(平成3)年に『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、1995年に『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞。著書に『「宮本武蔵」とは何か』『日経時代小説時評―1992〜2010』など。『江戸めぐり雨』『秋びより』『まんぷく長屋』『忍者だもの』ほか、編者を務めたアンソロジーも多数。

目次

池波正太郎 鬼火
柴田錬三郎 蜀山人
織田作之助 猿飛佐助
平岩弓枝 赤絵獅子
山田風太郎 忍者服部半蔵
編者解説 縄田一男

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