本物の「食道楽」が愛した味とは? 池波正太郎ゆかりの三人が、和洋十二ヶ月、四季の料理を完全再現。親切指導のレシピ付き。

池波正太郎の食卓
読み仮名 | イケナミショウタロウノショクタク |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-145321-7 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | い-17-51 |
ジャンル | ノンフィクション、グルメ |
定価 | 680円 |
こよなく食べることを大事にした人、「食通」や「グルメ」でなく、本物の「食道楽」だった人――池波正太郎が愛したその味を、思い出や作品世界にふれながら、書生を十年つとめた男とゆかりの料理人二人が完全再現。四季折々の味を和洋二編、十二ヶ月に分けて徹底紹介する。豊富なカラー写真に加えて、親切指導のレシピ付き。読んで良し、作って良し、食べて良し、大満足の一冊。
著者プロフィール
佐藤隆介 サトウ・リョウスケ
1936(昭和11)年、東京生れ。雑文製造処「鉢山亭」主人。広告代理店のコピーライターを経て、池波正太郎の書生をつとめた。現在は、酒・食・器の「食卓に関わるもの」のみにテーマを絞り文筆活動を営む。著書に『日本口福紀行 がんこの卓上』『池波正太郎の食卓』(共著)『池波正太郎の食まんだら』『あの日、鬼平先生は何を食べたか』『池波正太郎指南 食道楽の作法』『池波正太郎の愛した味』『池波正太郎直伝 男の心得』などがある。
近藤文夫 コンドウ・フミオ
1947(昭和22)年、東京生れ。1966年、山の上ホテル入社、1971年、「てんぷらと和食 山の上」の料理長となる。1991(平成3)年独立し、銀座に「てんぷら近藤」を開店、現在にいたる。
茂出木雅章 モデギ・マサアキ
1939年東京生まれ。日本橋「たいめいけん」店主。大学卒業と同時に父・心護の開いた洋食屋たいめいけんに入店。コック見習からサービスまでをきびしく仕込まれ、78年二代目たいめいけん主人を継ぐ。