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昭和20年3月10日。“炎の夜”に何があったのか。東京大空襲の語り部による長篇小説。

螢の唄

早乙女勝元/著

605円(税込)

本の仕様

発売日:2016/02/01

読み仮名 ホタルノウタ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-147505-9
C-CODE 0193
整理番号 さ-18-5
ジャンル 文芸作品
定価 605円

戦後45年目の夏。高校2年生のゆかりの伯母は空襲で焦げた電柱の前で、見失った我が子を待ち続けていた。夏休みの課題のため、ゆかりは伯母の戦争体験を聞こうとするが父の勇太から猛反対を受ける。昭和20年3月10日、あの炎の夜に何があったのか。伯母の交通事故をきっかけに父はようやく口を開く――。東京大空襲の語り部が戦禍の記憶を今に伝える長篇小説。『戦争と青春』改題。

著者プロフィール

早乙女勝元 サオトメ・カツモト

1932(昭和7)年、東京生まれ。12歳で東京大空襲を経験。働きながら文学を志し、18歳で書いた「下町の故郷」が直木賞候補に推される。「ハモニカ工場」発表後は作家に専念、ルポルタージュ作品『東京大空襲』がベストセラーになる(日本ジャーナリスト会議奨励賞)。1970年、「東京空襲を記録する会」を結成し、『東京大空襲・戦災誌』が菊池寛賞を受賞した。1999(平成11)年に映画「軍隊をすてた国」を企画。2002年、江東区北砂に「東京大空襲・戦災資料センター」をオープン。庶民の生活と愛を書き続ける下町の作家として、また東京空襲の語り部として、未来を担う世代に平和を訴え続けている。著書は100冊を超えるが、主な作品に『早乙女勝元自選集』(全12巻)『生きることと学ぶこと』『戦争を語り継ぐ』などがある。

目次

第一章 螢こいの唄
第二章 勇太の回想
第三章 謎は火中にあり
第四章 三月十日のこと(勇太の手記)
第五章 チマ・チョゴリの人
あとがき

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