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この巨大宗教団体を我々はどれだけ知っているか――。

創価学会

島田裕巳/著

748円(税込)

本の仕様

発売日:2004/06/18

読み仮名 ソウカガッカイ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610072-7
C-CODE 0236
整理番号 72
ジャンル 宗教
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2011/10/28

一宗教団体であるにもかかわらず、いまや国家を左右する創価学会。国民の7人に1人が会員ともいわれる巨大勢力だが、その全容はあまりにも知られていない。発足の経緯、高度成長期の急拡大の背景、組織防衛のしくみ、公明党の役割、そしてポスト池田の展開――。あくまでも客観的な研究者の視点から、現代日本社会における創価学会の「意味」を明快に読み解いた格好の入門書。

著者プロフィール

島田裕巳 シマダ・ヒロミ

1953(昭和28)年東京生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は宗教学。『創価学会』『日本の10大新宗教』『葬式は、要らない』『「日本人の神」入門』『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』など、著書多数。

目次

序 章 日本を左右する宗教
公明党は宗教政党か
結党当時の政治目的
実質のある巨大組織
熱心な会員たち
学会研究の難しさ
排他性と客観的分析
第一章 なぜ創価学会は生まれたのか
創価学会の誕生――初代・牧口常三郎
日蓮正宗との出会い
現世利益の思想
教育団体から宗教団体へ
躍進の基盤――二代・戸田城聖
「実業家」の宗教体験
肉声が伝える実像
折伏大行進の掛け声
高度経済成長と新宗教
都市下層の宗教組織
農村出身者の受け皿
ひとり勝ちの理由
伝統的信仰の否定
第二章 政界進出と挫折
折伏の戦闘性
軍旗のある宗教
日蓮の志を継ぐ政治活動
日蓮正宗の国教化
国立戒壇という目標
各界からの批判
頂点に向けて――三代・池田大作
自公連立のきっかけ
大義をなくした政治活動
言論弾圧事件の余波
在家仏教教団として
蜜月の時代
全面対立と決別
第三章 カリスマの実像と機能
独裁的権力者への批判
偉大なる指導者への賛辞
人を惹きつける率直さ
庶民の顔
既成イメージのはざまで
カリスマの武器
「一人も人材がいない」
不可避のジレンマ
第四章 巨大な村
学会は「池田教」か
排他性の根拠
相互扶助の必然性
幹部の役割
実利をもたらす選挙活動
経済組織という機能
最強にして最後の「村」
終 章 創価学会の限界とその行方
カリスマなき時代に向けて
ポスト池田の組織運営
進む世俗化
公明党の未来
被害者意識と組織防衛
学会の限界
戦後日本の戯画として
主要参考文献
おわりに

蘊蓄倉庫

創価学会は教育団体だった

 一説には日本国民の7人に1人が会員といわれ、公明党を通じて国政のキャスティングボートを握る巨大宗教団体。その創価学会が、そもそも教育団体として発足したことはあまり知られていません。
 昭和5年、のちに初代会長となる牧口常三郎が「創価教育学会」を創設した際、会則には「本会は創価教育学体系を中心に教育学の研究と優良なる教育者の養成とをなし、国家教育の改善を計るを以て目的とす」とありました。会員数、わずか数十名の時代です。
 のちに牧口は日蓮正宗の信仰を持つようになり、創価教育学会の活動も次第に宗教色を増していきました。それにともない会員数も増加しましたが、なんといっても現在につながる発展は、終戦まもない昭和21年に二代会長・戸田城聖が「創価学会」に改称してからのこと。高度経済成長期、三代会長・池田大作のもとで組織が飛躍的拡大を遂げた背景については、本書をご覧ください。

掲載:2004年6月25日

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