【超大型ノンフィクション完結!】
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天路の旅人[第二部・四七〇枚]/
沢木耕太郎
大戦下の密偵にして修行僧、何より途方も無い旅人だった西川一三。あしかけ八年もの旅で、彼は何を経験し、帰国後の人生をどう生きたのか。「旅」の真髄に迫る記念碑的大作。
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生活[第四回]/
町屋良平
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プリニウス(八十二)/
ヤマザキマリ+
とり・みき
■■ 連載小説 ■■
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聖都創造(二十一)[連載完結]/
天童荒太
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TRY48(十)[最終章]寺山修司を超えて[連載完結]/
中森明夫
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墳墓記(七)/
高村 薫
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天使も踏むを畏れるところ(二十五)/
松家仁之
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漂流(三十六)/
町田 康
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チェロ湖(三十八)/
いしいしんじ
■■ 新潮 ■■
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『西村賢太追悼文集』と77人の言葉/
木村綾子
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『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』、あるいはイカれた女どもの新世界/
姜 信子
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子育てエッセイを書く試み/
二宮敦人
第55回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!]
上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
【緊急寄稿】
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安倍元首相射殺事件――令和四年のテロリズム/
磯部 涼
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ぼくはあと何回、満月を見るだろう/
坂本龍一
第3回「自然には敵わない」
3・11後の無力感。「津波ピアノ」との出会い。還暦を超えて、ぼくはこんなふうに生きてきた。
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精神の考古学(九)/
中沢新一
第七部 ロンチェンパの遺産(一)
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「海」としての小説――滝口悠生『水平線』を読む/
佐々木 敦
【リレーコラム】
街の気分と思考(8)
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小田原/
青山七恵
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馴染まない味噌汁/
平野紗季子
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大楽必易――わたくしの伊福部昭伝(十七)/
片山杜秀
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小林秀雄(八十八)/
大澤信亮
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地上に星座をつくる/
石川直樹
第百九回・標高五千メートルの平凡な一日
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見えない音、聴こえない絵/
大竹伸朗
第二〇八回・境界の蛍光音
【私の書棚の現在地】
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川原繁人『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』/【書評委員】
滝口悠生
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ダイアン・クック『人類対自然』/【書評委員】
古谷田奈月
■■ 本 ■■
◆山下澄人『君たちはしかし再び来い』/青柳菜摘
◆吉本ばなな『私と街たち(ほぼ自伝)』/戌井昭人
◆村田沙耶香『信仰』/辛島デイヴィッド
◆乗代雄介『パパイヤ・ママイヤ』/久栖博季