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夏目漱石没後100年記念企画【吾輩も猫である】

作成者:小説新潮

小説新潮9月号
「小説新潮」2016年9月号

 「小説新潮」2016年8月号から2か月に渡って前編・後編でお送りしている、[夏目漱石没後100年記念企画【吾輩も猫である】]。
 身近な存在でありながらも人に従順な犬とは違う、ミステリアスな存在感と距離感を持つ猫。けれども、私たち人間はそんな猫たちとの生活を求め、いつの間にか、そのかわいさの虜になってしまうのである。
 夏目漱石をはじめ、多くの作家に愛されてきた猫。猫の視線から描く物語、人と人とを繋ぐ猫の物語などを集めました。

夏目漱石没後100年記念企画【吾輩も猫である】が文庫になって登場!

■夏目漱石没後100年記念企画【吾輩も猫である】

「猫は嫌いだし、生き物は飼わない」と決めていたが、愛護協会や保健所も頼れない……。

この小路はまた、猫の通り道にもなっていて、必ず一匹や二匹の猫を見掛ける。飼い猫ではなく、大抵は野良猫だった。いつの頃からか住人達は、その小路をにゃんにゃん横丁と呼ぶようになった。

[本書より →立ち読みへ]

「猫って人間の弱味を握るの、本当にうまいわよね」月夜に拾った猫は、いつもじっと彼女を見つめていた。

今までに読んだ古今東西のたくさんの猫物語の中から、特にお気に入りのにゃんこ達を選んで、お話しいただきました。

突然真っ白な猫になってしまったピーター少年は、大好きなばあやに、冷たい雨のそぼ降るロンドンの町へ放り出された。無情な人間たちに追われ、意地悪なボス猫にいじめられ――

一匹の猫を中心に、猫を溺愛している愚昧な男、猫に嫉妬し、追い出そうとする女、男への未練から猫を引取って男の心をつなぎとめようとする女の、三者三様の痴態を描く。

中学教師苦沙弥先生の書斎に集まる明治の俗物紳士達の語る珍談・奇譚、小事件の数かずを、先生の家に迷いこんで飼われている猫の眼から風刺的に描いた

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