
まるで恋愛のよう? 趣味という言葉じゃ軽すぎる? 抗うことができない、興味、関心、没頭、夢見心地。どうして人は何かにハマってしまうのでしょう。「自分がこんな風になるとは思わなかった、けれども知らずにいた頃があったなんて不思議でもある」そんな感覚。
それはジワジワ染み入るように、または突然雷に打たれるように……。
まだ観ぬアナタも、首ったけのアナタにも――。
最初は、ほんの遊びのつもりだったんです……
[本書より →立ち読みへ]
四人が育ち、叫び、感じたリヴァプールとロンドンを130点以上の写真で巡る、“ビートルズへのオマージュ”。
この何でもない町の、平凡な、ただのロックンロールに狂った子供たちだったのだ。
(本書より)
本が無い家だったので愛読書はなんと『家庭の医学』だった。
自分の手の中にあるかぎり、自分がページをめくっているかぎり、それは自分だけのために書かれた本だと信じている。
[本書より →立ち読みへ]
「病膏肓に入る」と言うなかれ
誰に頼まれたわけでもなく、嬉々としてお金と時間を費やす鉄道趣味人たちの楽しい人生をこの1冊に凝縮。
母に時刻表を焼かれた人もいる
[田中比呂之 「波」2012年7月号より →全文へ]
ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。
何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。
生きることは読むことだった、あの頃。
ある時は、本に顔を埋めて体育座りで、またある時は椅子に腰掛けひどい猫背でむさぼるようにページをめくる。その無心な姿が、こちらの読む欲求まで刺激してくる。
[柚木麻子/最高に贅沢な読書体験記 「波」2014年10月号より →全文へ]