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芸術新潮プレゼント【2】
「手塚治虫「火の鳥」展 ―火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴―」(東京)のチケット

芸術新潮 2025年1月号
今月のプレゼント【2】

「手塚治虫「火の鳥」展 ―火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡どうてきへいこう宇宙生命コスモゾーンの象徴―」(東京)のチケットを5組10名様にプレゼント!

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手塚治虫「火の鳥」展キービジュアル
©Tezuka Productions
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COM『火の鳥』ヤマト編
©Tezuka Productions
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マンガ少年『火の鳥』鳳凰編
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COM『火の鳥 休憩-INTERMISSION-』
©Tezuka Productions

 マンガの神様・手塚治虫。その神様がみずからのライフワークと定めた未完の大作『火の鳥』を読み解く展覧会が開催される。企画監修は生物学者の福岡伸一。サブタイトルの「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡どうてきへいこう宇宙生命コスモゾーンの象徴」は、生命が絶えず自らの破壊と創造を繰り返しながら、エントロピー増大の法則に抗い続ける「動的平衡」であるとする福岡の生命論と呼応するもので、今展の狙いは字義通りこの視点から『火の鳥』を読み解こうとするところにある。

「動的平衡」と言われてピンとこない人も心配無用。展示は『火の鳥』作品世界を「動的平衡」のイメージに重ね合わせた映像作品からはじまり、両者の生命観をイマーシブに体感することができる。つづくメインの展示は3章立て。第1章では『火の鳥』の壮大かつ複雑な物語構造を明らかにし、第2章では貴重な原画とともに、「黎明期」から「太陽編」まで主要12編の物語を考察する。そして最後の第3章は「未完を読み解く」と題し、なんと「火の鳥≒動的平衡」論から導き出される『火の鳥』のありうべき結末のひとつが、福岡によって提示される。「生きること、死ぬことの意味は何か」を主題とする『火の鳥』の核心に迫る、見逃せない展覧会になりそうだ。

以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

プレゼント番号【2】
手塚治虫「火の鳥」展
―火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡どうてきへいこう宇宙生命コスモゾーンの象徴―

[会場]東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
[会期]2025年3月7日~5月25日
[休館日]未定
[開館時間]未定
[問合せ]03-6406-6652
[詳細] https://hinotori-ex.roppongihills.com/
[応募締切]2025年1月23日(木)

※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。

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