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〈候補作品〉

『神無き月十番目の夜』  飯嶋和一(平成九年六月河出書房新社刊)

『調律の帝国』      見沢知廉(平成九年一二月新潮社刊)

『草の巣』        角田光代(平成十年一月講談社刊)

『夫婦茶碗』       町田 康(平成十年一月新潮社刊)

「カブキの日」      小林恭二(「群像」平成十年四月号)

『国民のうた』     リービ英雄(平成十年三月講談社刊)

 

第十一回三島由紀夫賞候補作品は上の六作品に決定しました。
本賞の今後の日程は下記の通りです。
一、選考会      五月十三日
一、選考結果発表  「新潮」七月号誌上(六月六日発売)。
          各選考委員の選評も併せて掲載します。
一、授賞式      六月十九日

 
[三島由紀夫賞規定]

〈記念品及び副賞百万円〉
本賞は下記の規定により、文学の前途を拓く新鋭の作品一篇に授与する。
一、選考の対象は、小説、評論、詩歌、戯曲とする。
一、第十一回は、平成九年四月一日より平成十年三月三十一日までに発表された作品を選考の対象とする。
一、選考委員/石原慎太郎 江藤淳 筒井康隆 宮本輝 青野聰
一、選考委員の任期は四年とする。

財団法人 新潮文芸振興会