第六回萩原朔太郎賞発表 |
(正賞・萩原朔太郎像 副賞・百万円) 選考委員・那珂太郎 清岡卓行 辻井喬 秋山駿 清水哲男 |
【受賞作】
烏有の人 (一九九八年六月 思潮社刊)
財部鳥子 |
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【受賞者紹介】 一九三三年生まれ。旧満州で育つ。四六年に日本に引き揚げる。詩集に「わたしが子供だったころ」「西游記」「中庭幻灯片」、訳書に「陳東東短詩集」等がある。 |
〔候補作一覧(発表順)〕 「夷狄――バルバロイ」 城戸朱理(思潮社) 「この世あるいは箱の人」 高橋睦郎(思潮社) 「烏有の人」 財部鳥子(思潮社) 「思い出さないこと 忘れないこと」 山本かずこ(ミッドナイト・プレス) 「月あかりの村で」 平林敏彦(青猫座) ――日本の詩ををたえず先導した巨星・萩原朔太郎。 その詩業を顕彰すべく、現代詩の分野において最も 清心で独創的、かつ完成度の高い作品に贈る。 |
(主催・前橋市 萩原朔太郎の会/協力・新潮社/協賛・東和銀行) (選評・受賞の言葉は雑誌をご覧ください) |