連作『地震のあとで』その一 村上春樹 UFOが釧路に降りる 五日の間、妻はテレビの前で崩れた街を黙って眺め続け、そして姿を消した――。 1995年2月という「時間」を彼らはどのように生きたのか? 短編連作第一話。 ぼくのヰタ・セクスアリス (120枚) 岡田 睦 60代バツサン(?)。ボクの女体遍歴は、これでザッツ・オール。 うみやまの墓 木崎さと子 南蛮仏 (110枚) 中薗英助 【対談】 都政という恋愛小説 石原慎太郎 福田和也 劇的な選挙から二ヶ月、日本を挑発するラディカルな対論。 【新潮】 文体の回復、詩語の蘇生 岡野弘彦 ――胸の底の「赤い鳥」 消えていく昭和三十年代の建物 川本三郎 幾望月明の下 大塚銀悦 【世界の文学】 アメリカ ラルフ・エリソンの「遺作」 柴田元幸 【対談】 詞華集と日本文学の伝統 丸谷才一 大岡 信 「新々百人一首」を完成した作家、「折々のうた」の詩人、うたを語る。 トリゴーリンという男 (70枚) 筒井康隆 ――チェーホフ「かもめ」に出演して 生きられる空間 井辻朱美 ヘミングウェイ 高見 浩 ――あるいはイメージの不幸 【写真日記】 原稿0枚 小川洋子 【Books in my life】 『エリア随筆』『丹下氏邸』 庄野潤三 【文芸時評】 山内昌之 【本】 裸足の少年記 『裸足と貝殻』三木卓 加藤幸子 彼女たちのミステリー 『天池』日野啓三 巽 孝之 わが心の一冊を語る本 『私の |