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「ロス疑惑」長すぎた27年の歳月

週刊新潮 2008年3月6日号

(木曜日発売)

336円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2008/02/28

発売日 2008/02/28
JANコード 4910203110382
定価 336円(税込)

「ロス疑惑」長すぎた27年の歳月
▼「新証拠」は押収した「22口径ライフル」というロス情報
▼「米国には行かない」逮捕前に書いていた「弁護士への念書」
▼危険すぎる「サイパン渡航」目的は「女遊び」だった
▼「風俗雑誌」「SMクラブ」最近は「デイトレード」で大儲け
▼良枝さんの「フルハムロード」売り物は「ミラクルジーンズ」
▼「一美さん」にかけられた保険金「1億5500万円」の行方
▼「殴打事件の元女優」は独身子持ちの六本木「クラブママ」
▼もう1人の被害者「白石千鶴子さん」も「再捜査」か
▼「隠し子」騒動の「水の江滝子」は今年93歳になった
▼「借金踏み倒し」を告発された元文春「疑惑の銃弾デスク」
▼500件以上の「裁判」で稼いだ金は「1億円以上」
▼「主役不在」のまま開かれた明日なき「万引き裁判」

「また小池百合子か」冷たい視線を浴びた「ポスト石破」パフォーマンス

【短期集中連載】新・「裁判官」がおかしい!(第3回)
百人斬り裁判「言論封じ」の訴訟指揮

日劇ミュージックホール「ヌードダンサー」という人生
【特別読物】ノンフィクション作家  藤原佑好

【ワイド】かなしぃ。
(1)オッパッピー「小島よしおパパ」民主党から「衆院選出馬」だって
(2)5年前から「離婚状態」なのに公表できない「麻世カイヤ」夫婦
(3)毎日新聞の社員「死亡率2倍」は過酷な「労働条件」のせい?
(4)「御誕生日会見」でますます露呈した「皇太子と両陛下」の深い溝
(5)「自殺説」まで流れた「松井証券」元副社長の急死
(6)「ハニカミ王子の恩師」はなぜゴルフ部「監督を解任」されたか

「時代考証」から「女中顔」まで酷評されるお笑い大河ドラマ『篤姫』

毒入りギョーザ「開き直り中国」に自民党議員が払った「踏み絵」義援金

■■■ 小 説 ■■■
謎手本 忠臣蔵/加藤 廣
誘惑/北原亞以子
螻蛄(けら)/黒川博行

黒い報告書/井口民樹

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智)
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/マイオンリー
▼アーツ/ガイド/ブックス/エンターテインメント/スポーツ/テレビジョン/スクリーン/タウン

■■■ コラム ■■■
マイ・フレーズ My Phrase/都倉俊一
健康【狂】時代/中原英臣
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/なぎら健壱
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之

■■■ グラビア ■■■
・とっておき私の京都 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・部屋の記憶
・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。