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聖火と共に「北京五輪欠席」の輪は広がるのに中国を批判できない朝日の「チベット報道」

週刊新潮 2008年4月17日号

(木曜日発売)

336円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2008/04/10

発売日 2008/04/10
JANコード 4910203130489
定価 336円(税込)

聖火と共に「北京五輪欠席」の輪は広がるのに
中国を批判できない朝日の「チベット報道」
「福田首相はもっと語れ」と社説に書いて、お茶を濁すだけ。なぜ「南京大虐殺」の熱意で「チベット大虐殺」を書かないのか

「都はるみ」に25年連れ添った「内縁の夫」の自殺
「普通のオバサンになりたい」と言わせた男。その密葬現場で、彼女は夫人と顔を合わせた

【覆面座談会】現役「中国官僚」が語る「五輪」「チベット」「毒餃子」
 ジャーナリスト  富坂 聰

【ワイド】花のさかりは過ぎにけれども
(1)「文科省汚職」報道で消された「大物参院議員」の名前
(2)ノンキな「小泉元首相」混乱政局をよそに「音楽本」出版だって
(3)「野村引退」より同情される女子柔道の「上野順落選」
(4)「皇后の従兄」の会社が巻き込まれた「400億円詐欺」事件
(5)「川内康範」が遺した「遺産」と「おふくろさん」
(6)新人女優との「深夜密会」を報じられた「ヨン様」
(7)JR西日本の「事故車掌」欠勤中に「手記発表」の思惑
(8)テレビ降板「細木数子」がなぜ「NHKに出演」なのか
(9)北川と「結婚しない」と告白した「高島彩アナ」のイメチェンメガネ
(10)今や「受難のヒーロー」反日映画・靖国に「出演者の刀匠」もダマされていた
(11)沖縄尚学「選抜優勝」陰の立役者と言われる巫女「ユタ」
(12)レストラン「シェ松尾」の公金改装を質した「須藤甚一郎」区議
(13)「自民公募」の美人ランナー「宮原美佐子」は元民主党員です
(14)「公明党のドン」が警察に圧力をかけた「創価学会」脱会工作事件
(15)モデル復帰は「古着商売」の宣伝だった「若槻千夏」
(16)「海外渡航禁止」でヒマな「横峯議員」は選挙応援も拒否された
(17)福島瑞穂サン「反サミット活動家」入国拒否がなぜ「人権侵害」なの?
(18)「2億円脱税」銀座ママが「ビンゴ景品はベンツ」で話題になった頃

【告発レポート】統一教会「霊感商法」は生きている
 ジャーナリスト 新党日本副代表  有田芳生

【特別読物】誰も知らない「源氏物語」千年紀
 聖徳大学教授  山口 博

■■■ 小 説 ■■■
謎手本 忠臣蔵/加藤 廣
誘惑/北原亞以子
螻蛄(けら)/黒川博行

黒い報告書/粉川 宏

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智)
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/オーバーシーズ/マイオンリー

▼アーツ/ガイド/ブックス/エンターテインメント/インシデント/スポーツ/テレビジョン/スクリーン/タウン

■■■ コラム ■■■
マイ・フレーズ My Phrase/都倉俊一
健康【狂】時代/中原英臣
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/草刈正雄
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之

■■■ グラビア ■■■
・とっておき私の奈良 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・部屋の記憶
・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。