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人前で「泣く男」の研究

週刊新潮 2008年6月12日号

(木曜日発売)

336円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2008/06/05

発売日 2008/06/05
JANコード 4910203120688
定価 336円(税込)

人前で「泣く男」の研究

野田聖子「遠距離恋愛」の相手は「また7歳年下!」の飲食店オーナー

「隠蔽工作」「調査拒否」「派閥抗争」――
「腐ったNHK」は解体するしかない!

【ワイド】人生、成り行き
(1)ブラジル移民100周年「皇太子御前公演」をキャンセルした「五木ひろし」
(2)「三浦雄一郎」の最高齢登頂を阻んだのは「シェルパの対立」だった
(3)「自分のチョンボ」が招いた混乱を「茶番陳謝」町村官房長官
(4)北京五輪落選で「政治にやられた」と叫んだ「体操の塚原」
(5)「怪文書」も乱舞する大和生命社長の「セクハラ」騒動
(6)元巨人「赤い手袋の柴田」は催眠商法の「黒い広告塔」になっていた
(7)2年ぶり来日「ヨン様」が開く2軒の「韓国料理店」
(8)「ひばり、テレサ、ZARD」なぜか「復刻盤ビジネス」大繁盛

野村監督に「バッカじゃなかろか」と嘲笑された原監督「バカ采配集」

日清食品創業者「安藤百福」の娘が大阪で「ゴミ拾いのリヤカー引き」になっていた

16歳で「父親を撲殺」した少年が22歳で「母親を撲殺」した罪と罰

藤田憲子さんだけではない 「八百長裁判」の行方を左右する「3人の女」

■■■ 小 説 ■■■
謎手本 忠臣蔵/加藤 廣
誘惑/北原亞以子
螻蛄(けら)/黒川博行

黒い報告書/井口民樹

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智)
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/マイオンリー

▼アーツ/ガイド/ブックス/エンターテインメント/スポーツ/テレビジョン/スクリーン/タウン

■■■ コラム ■■■
体の危険信号/中原英臣
マイ・フレーズ My Phrase/都倉俊一
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/御厨 貴
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之

■■■ グラビア ■■■
・とっておき私の奈良 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・部屋の記憶
・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。