「自民党の終わり」の始まり
週刊新潮 2008年9月11日号
(木曜日発売)
発売日 | 2008/09/04 |
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JANコード | 4910203120985 |
定価 | 336円(税込) |
▼「週末の変事」やりすぎた「公明党が死んだ日」
▼「キレた」首相に面罵された「中国新聞」記者の心当たり
▼在任たった1カ月で「笑った太田」「泣いた与謝野」
▼「小泉元首相」が言いまくる「次は小池百合子だ」
▼大本命「麻生太郎」を襲った国立病院「怪文書」
▼「総裁選よろしく」と頼んでいた「石原伸晃」
▼「11月解散」で民主党「小沢総理誕生」の確率
永田町を駆け巡る「姫井議員」ご乱心情報
(2)「神田うの」何かヘンだよ「買い物と片づけは夫」婦唱夫随
(3)「ODA贈賄企業」から1億円受け取っていた「小泉チルドレン」
(4)「横峯議員」が元愛人に「1800万円」訴訟を起こされた
(5)話の特集「矢崎泰久」サラ金に追われて「破産宣告」
(6)放浪記「2000回」が危ぶまれる「森光子」88歳の老い
大賞は「EXILE」、最優秀新人賞は……という茶番
写楽 閉じた国の幻/島田荘司
謎手本 忠臣蔵/加藤 廣
誘惑/北原亞以子
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)
▼ロビー/ビジネス/インシデント/スポーツ/オーバーシーズ/マイオンリー
▼エンターテインメント/アーツ/ガイド/ブックス/スクリーン/タウン/テレビジョン
体の危険信号/中原英臣
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/平田 満
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
・とっておき私の奈良 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・わが街 日常遺産
・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。