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【ワイド】年末年始「モウ毒」事件簿

週刊新潮 2009年1月15日号

(木曜日発売)

336円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2009/01/07

発売日 2009/01/07
JANコード 4910203130199
定価 336円(税込)

【ワイド】年末年始「モウ毒」事件簿
▼派遣切りにキレた「ヒルズ刃物男」は「裕福な実家」暮らし
▼「卑劣なカイヤ」とブログに書いた「怒れるデヴィ夫人」
▼造反「渡辺喜美」への本命刺客は「高木美保」
▼「ホリエモン」のご高説「金を湯水のように使う人は大嫌い」
▼「ニセ覆面パトカー」大暴走「45歳警備員」の罪と罰
▼早くも「腰砕け」が証明された「加藤・山拓の乱」
▼比嘉愛未「どんど晴れ」にあやかるNHK「天地人」
▼初詣客を怒らせた「関東最古の神社」の「アキバ化」
▼飛び降り自殺した「偽メール」永田元議員の「焼酎と遺書」

「覚醒剤反応」が出た「飯島愛」怪死の真相
「ヤクザとの交際」「殺人犯と同棲」「金を無心され悩んでいた」
乱れ飛ぶ怪情報。彼女は何に追われ、警察に助けを求めたか――

【特別レポート】「脱税逮捕」ABCホーム元社長と中川秀直議員の「黒い親密関係」
ノンフィクション・ライター 森 功

【ワイド】日本の「恐ろしい数字」
(1)妻の「3人に1人」は「夫から暴力」を受けている
(2)「心の病」で休職中の「学校の先生」15年連続で最多更新
(3)「奨学金」踏み倒し続出で「滞納不良債権」2253億円
(4)「大学院」まで出たけれど「半分はフリーター」になる
(5)「不倫17人」から岩ガキ密漁まで「大阪府警」39人の処分者
(6)日本人は毎日「3000万人」分の「食品」を捨てている
(7)年35万匹「殺される犬と猫」なぜか1位は「福岡県」
(8)「大麻」が急増中の「薬物検挙者」年1万5000人
(9)日本の「医師」はフランスやドイツの「6割」しかいない
(10)新生児の25人に1人は「ハーフ」か「試験管ベイビー」
(11)「電車の痴漢」東京だけで「1600人」が捕まった
(12)外国人登録者の3割「61万人」は激増する「中国人」
(13)「家出人」8万8000人「60歳以上」だけが増えている

「紅白歌合戦」テレビには映らなかった「NGシーン」
▼司会「中居と仲間」に急遽用意の「模造紙カンペ」
▼「リハーサル欠席」浜崎あゆみに「右手負傷の疑惑」
▼顔写真なぜか「中島美嘉」OKで「平井堅」NO
▼ハプニングで「始末書」を書かされた? 「小島よしお」
▼エコは口だけ「飛行船」「ロウソク」資源のムダ遣い
▼超ゴキゲン「和田アキ子」の8000万円「衣装自慢」

【特別読物】「憲兵雑誌」が記録していた女優・岡田嘉子の「恋の逃避行」
ノンフィクション・ライター 新井省吾

■■■ 小 説 ■■■
ナニカアル/桐野夏生
寂滅の剣/北方謙三
写楽 閉じた国の幻/島田荘司

黒い報告書/粉川 宏

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智)
▼掲示板 ▼TV視聴室
▼結婚 ▼墓碑銘
▼囲碁・将棋(解答)

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/スポーツ/オーバーシーズ/マイオンリー

▼ブックス

▼アーツ/スクリーン/エンターテインメント/ガイド

▼テレビジョン/タウン

■■■ コラム ■■■
永田町を斬る!/矢野絢也
体の危険信号/中原英臣
TV無法地帯/丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル/野口武彦
B級重大ニュース
あとの祭り/渡辺淳一
私の週間食卓日記/澤 穂希
福田和也の闘う時評/福田和也
おれのゴルフ/青木 功
石原良純の楽屋の窓/石原良純
見ずにすませるワイドショー/林 操
秘密の花園/山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜/斎藤由香
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之

■■■ グラビア ■■■
・とっておき私の奈良 ・おちょクリック!
・名産品事始 ・わが街 日常遺産
・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。