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さらば「ペテン師」「宇宙人」「仏頂面」 大合唱が始まった 「大連立」同床異夢の暗雲

週刊新潮 2011年6月16日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/06/09

発売日 2011/06/09
JANコード 4910203130618
定価 356円(税込)

さらば「ペテン師」「宇宙人」「仏頂面」 大合唱が始まった
「大連立」同床異夢の暗雲
▼名も実も取れなかった「菅直人総理」万策尽きて家庭内の冷戦
▼付いてくるのはたった3人だから蒼ざめた「鳩山由紀夫前総理」
▼「一新会」脱会届で「小沢一郎元代表」グループが草刈り場
▼人気者「枝野幸男官房長官」が探られたくない「革マル」の影
▼キングメーカーの椅子に座った「仙谷由人官房副長官」の選択肢
▼チョンボ連発「岡田克也幹事長」はもう終わった人か
▼「渡部恒三最高顧問」の利用を画策「原口一博前総務相」
▼戦いすんで影が薄い「谷垣禎一自民党総裁」は入閣にも疑問符
▼「石破さんに精神鑑定」と悪態ついた「石原伸晃自民党幹事長」

現金に困窮する被災者
巨額義援金を寝かして恥じなかった「日本赤十字」
――大震災から3カ月。復興への道を歩み始めた被災地では、当座の生活資金に困窮する被災者が後を絶たない。だが、日本中から集められた義援金はいまも口座に眠っている。

福島県から遥か彼方
原発「200キロ」圏外の「放射能リスク」本当のところ
▼CT拒否の患者に病院の困惑
▼給食に福島県産野菜で横浜市民の猛抗議
▼幼稚園「砂場の砂を毎日削れ」という無茶な要求
▼「検出業者」電話鳴りっ放しの大繁盛

非番で救命活動の「救急救命士」を失職させた愚か者たち

【ワイド】十年一剣を磨き
(1)「北川景子」のタバコをバラした「禁煙団体」大きなお世話
(2)映画「もしドラ」初日不発で「前田敦子」もしもコケたら
(3)颯爽と外車通勤「石川遼」が心配される無免許運転
(4)「たかの友梨」預り金160億円で出資法に違反の疑惑
(5)「後藤田正純」をメロメロにした「銀座ホステス」妖しい肢体
(6)“料亭接待”で捜査資料流出! 警視庁「はぐれ刑事」純情な弁明
(7)「吉川晃司」2歳の隠し子もいて遅すぎた結婚報告

【特別読物】電話中は脳を料理中という怖い話!
WHO警告の「携帯電波」で発がんは本当か
ジャーナリスト  矢部 武

実行役2人を使い捨てた「6億円強盗団」の冷血
――強盗犯2人は逮捕された。しかし、6億円の現金は煙のように消えた。背後の黒幕グループは魚釣りの生餌のように実行犯を使い捨てにしたのだ。

歴史的発見に騒然!
「邪馬台国」論争にケリをつける!? 「卑弥呼の鏡」の新証拠!
――中国古文書を読み解いていた聖徳大学「山口名誉教授」は、「卑弥呼の鏡」に関する知られざる記述を見つけ、思わず息を呑んだ。永く続いた邪馬台国論争を直撃する新証拠!

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・小川誠子
私の週間食卓日記/鈴木健二
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
村上海賊の娘/和田 竜
途方もなく霧は流れる/唯川 恵
けさくしゃ/畠中 恵

黒い報告書/島村洋子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー
▼マイオンリー 六平直政
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/スポーツ
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼エンターテインメント/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。