十八番の「自虐」はどこへ行った? 「朝日新聞」謝罪が甘い!!!
週刊新潮 2014年9月25日号
(木曜日発売)
発売日 | 2014/09/18 |
---|---|
JANコード | 4910203140945 |
定価 | 407円(税込) |
「朝日新聞」謝罪が甘い!!!
聞き捨てならない台詞がある「9・11」会見の傲岸
(2)後輩「木村社長」を厳しく批判する「中江利忠」元社長の喝
(3)天声人語から投稿川柳まで「朝日新聞」謝罪大バーゲン一覧
(4)「安倍総理」じゃなくても言いたい「慰安婦の碑」をどうする?
(5)吉田所長と同窓「奈良林直」北大教授が朝日の反原発報道を糺す!
(6)今や針のムシロに座らされた「吉田調書」スクープ班が待つ処分
(7)上がコケて昇進新役員は「吉田調書」誤報を世界中にバラ撒いた
(8)社長辞任が先延ばしで勃発する「政治部」「社会部」覇権争い
(9)喉から手が出るほど欲しい免罪符「池上彰」コラムの再開確率
(10)新味なしの検証をダラダラ流した報ステ「古舘伊知郎」キャスター
(11)売国虚報32年でも30歳記者「年収1100万円」の賃金カーブ
(12)部数がドドドーン! ライバル紙の草刈り場という販売店の悲鳴
(13)「佐伯啓思」京大教授が語る「朝日新聞」と戦後民主主義の欺瞞
(14)お得意の「説明責任」が巡り巡って「木村社長」国会招致の声
作家 百田尚樹
「謝罪会見」に垣間見えた謝らない体質
(2)動物王国破綻から8年「ムツゴロウ」億の借金完済まで
(3)「佳子さま」中退してICU入学が「学習院」に大ダメージ
(4)息子と同じ大会に「内村航平」五十路の母の黒レオタード
(5)「松島みどり」法相が事務次官を出入り禁止の噂は本当か?
(6)日本と中国の狭間に揺れた数奇な運命「山口淑子」の棺
(7)難病で失明の危機という「江本孟紀」にiPS細胞の光明
宮中が冷たい視線を向けた母・冨美の出自
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
へそまがり世間論/福田和也
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医者のけもの道/岩田健太郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/岩崎恭子
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼ロビー/融和路線で“ネクスト”の目が出た「谷垣幹事長」
▼ビジネス/つまり「アップル・ウォッチ」どこがスゴい?
▼マネー/1年後は円安か円高か「外貨預金」のHOW TO
▼エンターテインメント/私物プレゼントで釣る「藤原紀香」奇妙なブログ
▼マイオンリー 深澤 弘/「ジャズ」
▼オーバーシーズ/国家もどき「イスラム国」に「国連」加盟あるか
▼スポーツ/お見事! メジャー制覇「鈴木愛」ちょっと太目の20歳
▼スクリーン 白井佳夫/『聖者たちの食卓』
▼グルメ/銀座 鮨 わたなべ
▼タウン/「花子とアン」で熱い「東洋英和」お受験模様
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ
▼東京情報 ▼大人のマンガ 読むマンガ
スカラムーシュ・ムーン/海堂 尊
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。