世界遺産への言い掛かりはどうなった? 態度軟化「朴槿恵」大統領の喉に刺さった「慰安婦像」
週刊新潮 2015年7月2日号
(木曜日発売)
発売日 | 2015/06/25 |
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JANコード | 4910203110757 |
定価 | 407円(税込) |
態度軟化「朴槿恵」大統領の喉に刺さった「慰安婦像」
32歳「元少年A」が自己顕示した「14歳の肖像」
▼「犯罪者」が手記で大儲けする日本に足りない「サムの息子法」
▼「手記騒動って何?」元少年Aを野に放った「法務大臣」の当事者意識
▼18年前と何も変わらない遺族と社会への挑戦
哲学者 適菜 収
▼憤然と私はこの書を否定する!
ジャーナリスト 徳岡孝夫
「榎木孝明」が餓死しない「不食」の医学的検証
(2)株付け750社がホッと胸をなでおろす「特殊株主H」の逮捕
(3)自己破産したガニマタ打法元中日「種田仁」のギャンブル狂
(4)純利益2兆円のトヨタ役員を麻薬密輸で逮捕した「警視庁」大騒動
(5)「慰安婦少女像」を建立したい青森県「曹洞宗」住職の朝日憧憬
(6)新聞もひれ伏す教祖サマ「深見東州」が男子ゴルフのスポンサー
▼5000万円でタワマン低層か23区内の狭小一戸建てか
▼ハイリスク承知の投資なら「南アフリカ」か「ブラジル」か
▼3兆円で「システム構築」特需に沸くのはこの企業
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
だんだん蜜味/壇蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/中江有里
管見妄語/藤原正彦
ほとけを旅する/上野 誠
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼マイオンリー/宮沢明子「ミッキーマウス」
▼ロビー/菅官房長官の「維新熱」に手を焼く自民「国対」
▼オーバーシーズ/フィンランドが早死に防止“立食のススメ”!
▼ビジネス/金融庁「森信親」新長官の脛に“接待王子”の烙印
▼マネー/相続対策に「アパ・マン経営」の“要注意”事項
▼スポーツ/藤川球児にラブコール「岡田元監督」の魂胆
▼グルメ/洋食「銀座キャンドル」が新装「SALON1950」で復活
▼エンターテインメント/AV女王「小林ひとみ」も“不明リスト”に載る「2次利用問題」
▼スクリーン/白井佳夫『お盆の弟』
▼テレビジョン/中型で明るい「半井小絵」迷走台風
▼タウン/石田純一が安倍総理と語らった「29年会」メンバー
Bookwormの読書万巻/香山二三郎
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。