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ゲーテ格言集

ゲーテ/著 、高橋健二/編訳

572円(税込)

発売日:1952/06/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。

目次
序に代えて
愛と女性について
人間と人間性について
科学、自然、二元性について
神、信仰、運命について
行動について
芸術と文学について
幸福について
自我と自由と節度について
個人と社会について
人生について
経験の教え
人生の憂うつ
身辺雑感
生活の知恵
ゲーテの主要な著作
手紙、談話等のあてられた人物
あとがき

書誌情報

読み仮名 ゲーテカクゲンシュウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-201506-3
C-CODE 0198
整理番号 ケ-1-6
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究
定価 572円
電子書籍 価格 528円
電子書籍 配信開始日 2016/04/22

著者プロフィール

ゲーテ

Goethe,Johann Wolfgang von

(1749-1832)ドイツ、フランクフルトに生れる。ライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士を開業。1774年、ドイツ帝国最高法院で実務を見習った時の恋愛を材にとった『若きウェルテルの悩み』を発表し一躍その文名をとどろかせた。その後も精力的に詩集、戯曲、小説を発表。招聘されたワイマル公国では大公に信を得て大臣から内務長官、そして、宮廷劇場総監督として活躍した。今なお世界中の芸術家、思想家に影響を与え続ける不朽の名作『ファウスト』を1831年、着想から実に60年の歳月を費やして完成させた。翌1832年永眠。享年82。

高橋健二

タカハシ・ケンジ

(1902-1998)1902(明治35)年東京生れ。東大独文科卒業。ドイツ文学者。第8代日本ペンクラブ会長、芸術院会員、文化功労者。1931(昭和6)年ドイツ留学中に、ヘルマン・ヘッセを識り、交流が始まる。『ヘッセ全集』の全翻訳と別巻『ヘッセ研究』で1957年、読売文学賞を、1968年、『グリム兄弟』で芸術選奨文部大臣賞を受賞する。『ヴァイマルのゲーテ』『ケストナーの生涯』などの著書の他に、訳書多数。1998年3月没。

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