居直り続投で総スカン
石破首相は結局、辞任する
週刊新潮 2025年7月31日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/07/24 |
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JANコード | 4910203150753 |
定価 | 510円(税込) |
石破首相は結局、辞任する
▼カギを握る岸田前首相の動向
▼麻生派は内閣改造しても協力しない
▼自分の手で解散はできない、ならば……
キワモノ「参政党」になぜ日本人は熱狂したのか
「私はもう恐れるものはありません」
「めまい」セルフケア術
「炎上プロジェクト」の経験者が証言した“地獄の日々”
インバウンドの少ない観光地「ベスト5」
▼NHK番組に大人のおもちゃが…… 綾瀬はるか“ドラマ”の仰天シーン
▼起訴後も給料をもらい続ける名古屋の盗撮「エロ教師」を何とかしろ
▼原作者を芸者が絶賛 映画『国宝』の興行収入はどこまで伸びるか
▼セブン&アイ買収案撤回
▼「住吉会本部」捜査の全容
▼自己評価が高い「藤浪」
▼舞台モノは全部値上げ! ほか
熱中症対策に必須「栄養素」と最強「メニュー」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/山田邦子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 松岡修造 スポーツキャスター
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/深笛義也
▼Bookwormの読書万巻/阿古智子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
居直り続投で総スカン
石破首相は結局、辞任する
有権者は参議院議員選挙で石破茂首相(68)に明確なNOを突き付けた。だが、首相は勝敗ラインを「自公過半数」から「比較第一党」に“改ざん”。日米関税交渉等を理由に続投を宣言した。が、いくら粘っても、いずれは辞任に追い込まれるとの見方が有力である。
紀子妃が悠仁さま「成年式」を前に
「私はもう恐れるものはありません」
筑波大学に通われる秋篠宮家の長男・悠仁さまは、19歳となられる9月6日、晴れて「成年式」に臨まれる。皇室の一大慶事であり、世間は祝賀ムードに包まれること請け合いだが、そんな折に母上の紀子妃(58)は、ご真意を測りかねるお言葉を漏らされているという。
5人に1人が経験、ピークは60代……
「めまい」セルフケア術
自らの意思とは関係なく、起き上がれなかったり、立っていられなくなったりする。だが、周囲は理解してくれない……。「めまい」に悩む人は多いが、心因性、あるいは原因不明とされ、対策がおざなりになることも。専門の医師が画期的なセルフケア術を指南する。
水・塩分だけでは足りない
熱中症対策に必須「栄養素」と最強「メニュー」
今月18日にほとんどの地域で梅雨明けした日本列島は、昨年に続き炎暑に覆われている。夏休みシーズンを前にしてこの暑さのなか気になるのが、命に関わる熱中症から身を守る術だ。専門家がオススメする、夏を乗り切れる最強の「メニュー」をご紹介しよう。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。