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2006.5.19
ある絵師と編集者のメビウスの輪的会話
先日、「しゃばけ」のイラストを描いてくださっている柴田ゆう画伯が新潮社にいらっしゃいました。
ああでもない、こうでもないとお仕事の話を小一時間ほど。ようやく方向性が決まって、最後に決めるのは、さて、この仕事はいつまでに仕上げなくちゃいけないのか、ということです。
作家さんやイラストレーターさんとの打ち合わせの際、内容についてどんなになごやかに話が進んでも、お互いの意見がぶつかるのは、だいたいこの「締め切り」というやつ。
「締め」て「切る」――。
なんだか読むだけでも恐ろしげなこの言葉は、ただオソロシイだけでなく時間軸さえもねじ曲げる力を持っているのです!