「知」を美味しく料理するその包丁捌きは、どこから生まれたのだろう?
以前にジュンク堂書店さんでフェアをしてくださったときのものを参考に致しました。もっと数多くあげてくださったのですが、半分ほどご紹介いたします。文庫など手に入りやすいものを優先しました。皆さんもこの機会に一読されてはいかが?


○ この人を読んで損はなし
『悲しき熱帯』(1~2)レヴィ=ストロース(川田順造訳、中公クラシックス)
『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹(文春文庫)
1Q84』(book1~3)村上春樹(新潮社)
『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー、村上春樹訳(早川書房)
『竜馬がゆく』(1~8)司馬遼太郎(文春文庫)
『孔子伝』白川静(中公文庫BIBLIO) 
『日本の思想』丸山真男(岩波新書) 
『マイク・ハマーへ伝言』矢作俊彦(角川文庫)
『さようなら、ギャングたち』高橋源一郎(講談社文芸文庫)
『桃尻娘』橋本治(ポプラ文庫)

○ 日本を考えるにあたって
『「空気」の研究』山本七平(文春文庫)
『文明の生態史観』梅棹忠夫(中公文庫)
『日本的霊性 完全版』鈴木大拙(角川ソフィア文庫)
『明治流星雨』(『「坊っちゃん」の時代』第一部~第五部)関川夏央、谷口ジロー(双葉文庫)
ヨーロッパ退屈日記』伊丹十三(新潮文庫)
『戦艦大和ノ最期』吉田満(講談社文芸文庫) 
『摘録 断腸亭日乗』(上下)永井荷風(岩波文庫) 
『兆民先生・兆民先生行状記』幸徳秋水(岩波文庫)
『新選組始末記』子母澤寛(中公文庫)
吾輩は猫である』夏目漱石(新潮文庫)
『明治人物閑話』森銑三(中公文庫)
『まあだかい』内田百閒(ちくま文庫)
『柳橋新誌』成島柳北(岩波文庫)
『氷川清話』勝海舟(講談社学術文庫)
『羊の歌――わが回想』加藤周一(岩波新書)
『異形の王権』網野善彦(平凡社ライブラリー)
『日本人の法意識』川島武宜(岩波新書)
『忘れられた日本人』宮本常一(岩波文庫)
『ものぐさ精神分析』岸田秀(中公文庫)
『菊と刀』ルース・ベネディクト(講談社学術文庫)
『敗戦後論』加藤典洋(ちくま文庫)
『寒山拾得』森鴎外(『阿部一族・舞姫』新潮文庫に収録)
『青春の終焉』三浦雅士(講談社)
『夢酔独言』勝小吉(教育出版)
『歎異抄』親鸞(岩波文庫)
『「いき」の構造』九鬼周造(講談社学術文庫)
『アメリカのデモクラシー』(上下各2巻)トクヴィル、松本礼二訳(岩波文庫)
『先祖の話』柳田國男(柳田國男全集13巻、ちくま文庫)
『ハルマヘラ・メモリー』池部良(中公文庫)

○ ときにはぼろぼろと涙ぐめ
赤毛のアン』ルーシー・モード・モンゴメリ、村岡花子訳(新潮文庫)
若草物語』ルイザ・メイ・オールコット、松本恵子訳(新潮文庫)
『愛の妖精』ジョルジュ・サンド、宮崎峯雄訳(岩波文庫)
あしながおじさん』ジーン・ウェブスター、松本恵子訳(新潮文庫)