ホーム > 書籍詳細:吾輩は猫である

吾輩は猫である

夏目漱石/著

693円(税込)

発売日:1961/09/07

  • 文庫
  • 電子書籍あり

日本一有名なネコの可笑しな人間観察日記。

中学教師苦沙弥先生の書斎に集まる明治の俗物紳士達の語る珍談・奇譚、小事件の数かずを、先生の家に迷いこんで飼われている猫の眼から風刺的に描いた、漱石最初の長編小説。江戸落語の笑いの文体と、英国の男性社交界の皮肉な雰囲気と、漱石の英文学の教養とが渾然一体となり、作者の饒舌の才能が遺憾なく発揮された、痛烈・愉快な文明批評の古典的快作である。

書誌情報

読み仮名 ワガハイハネコデアル
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 624ページ
ISBN 978-4-10-101001-4
C-CODE 0193
整理番号 な-1-1
ジャンル 文芸作品
定価 693円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2008/05/01

著者プロフィール

夏目漱石

ナツメ・ソウセキ

(1867-1916)1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

新!夏目漱石 漱石は いつも、私たちに新しい。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

夏目漱石
登録
文芸作品
登録

書籍の分類